【移転新築工事 63】声

 

おはようございます。今日は雨が降ったり止んだり晴れたり虹がでたり忙しい天気ですね。長男はちかくの水産高校に社会科見学へ、魚の放流のお手伝いをするそうです。遠足に芋ほり、みかん狩りと、楽しい季節になりました。さて今日は、開店当初からお客様によく聞かれることをいくつかご紹介。

 

「この建物は古い建物をリノベーションしたんですか?」

いいえ、更地に新築を建てました。私たちはもともと北九州市にいましたが、長男誕生に伴って家と店と工房を一箇所にまとめて建てようと考え、いろんな場所へ足を運び土地を探しました。当時から国道495号線はよく通っており、道の駅むなかたからあんずの里へ向かう途中、勝浦浜を過ぎて坂をのぼったところで、勝浦の田園風景がぱあっと広がる箇所があります。そこから見る景色が好きで「この景色に中に家を建てよう」と車でぐるぐる回って今の土地を見つけました。そこに夫が設計デザインした建物を建てたという訳です。

 

 

「窓がいいですね」

ありがとうございます!木製の窓やドア、店内すべての建具を夫がデザインし製作しています。窓にはめられた柄のはいったガラスや金物は、夫が古いものをコツコツと買い集めていたもの。アクセントになって良いですよね。どうぞじろじろ見てくださいね。

 

二階の漆喰壁の下部にはタイルを埋め込んでいます。手間はかかりましたが、これがあるとないとでは大違い。タイルの存在感抜群です。

 

 

「庭の木がちょうどいいところにありますね。」

木はもともとあったのではなく、家を建てた後に窓の位置にあわせて植えました。造園は素人なので信頼できる植木屋さんに相談しつつ、自分たちで植えれるものは自分たちの手で。特に西側に植えた大きなコナラの木が大好きで、晴れた日の木漏れ日が作り出す店内の風景が最高です。もうドングリがたくさん実をつけています。どっさり生っているのでドングリ拾い、楽しんでくださいね。ドングリが終わるといよいよ落葉します。きらきら木漏れ日がなくなり寂しいですが、寒い真冬に西日が射しこみ店内がぽかぽかあたたかになります。

 

閉店間際の店内、木漏れ日が最も美しい時間です。