【移転新築工事㊿】三和土の玄関

 

今日は左官屋さんと当店主人のふたりで三和土(たたき)の玄関をつくります。材料をいろいろ準備していよいよ作業スタート!っとその前に「三和土」について少しネットで調べてみました。赤土や砂利に消石灰とにがりを混ぜて練り、塗って固めた素材のことをいうそうでこの時に三種類の材料を混ぜることから「三和土」と書くそうです。へー!

 

▲叩くための道具と材料いろいろ

 

 

 

赤土や石灰やもみがら、にがりなどを左官職人江口氏が独特の配合で混ぜ合わせていきます。そしていよいよ玄関スペースに材料を敷き詰めていきます。まずは土台となる大小の砂利から。それ以降少しずつ材料の配合を変えながら「敷き詰める→ひたすらパンパン叩いて固める」を繰り返します。15センチくらいはあったでしょうか、約7時間かかって目標のラインまで到達しました。最後は江口氏が綺麗に整えてくれて本日の作業は終了。

 

これから数日間はやり方を引き継いだ主人が叩いて整える作業を続けます。数日あれば表面だけは乾くそうですが、全体がしっかり乾くには1か月くらいかかるそう。今後どんな風に変化するのか楽しみです。