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過去に掲載の商品につきまして、現在は製作・販売していないものもございます。

 

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営業スケジュール

 

3~4月の営業予定(〇がオープン日)です。4月は、当店では初めてとなります吉田崇昭さんのうつわ展を【4月13日~27日】に開催いたします。その他の日は常設の品を並べての営業となりますが、どちらの期間もそれぞれに楽しんでいただけるような店づくりを心掛けております。ぜひお立ち寄りください。

 

▼日々のお店の様子は、インスタグラムで発信しています

https://www.instagram.com/heritage_fukuoka/

  

 

 

弊社は、お店では私妻がセレクトする手仕事の品をご紹介するギャラリーのような体裁ですが、夫が住宅や店舗の設計をてがけるデザイン事務所でもあります。とても有難いことに、これまでにデザインしたお店をご覧になって相談に来てくださる方が増えてきました。「ちょっと話が聞きたい」程度でありましても、私妻では適切な回答ができないことも多いので、【家づくり・店づくり・オーダー家具のご相談】で初めてお店に来られる際は、あらかじめメールやお電話で、ご希望の来店日時とご相談内容を簡単におしらせいただけますと、お待たせせずスムーズにご案内できます。担当者である夫不在の場合が多いので、前もってのご連絡をお願い致します。

 

▼メールアドレス

info@heritage-archigram.com

 

明日から吉田崇昭うつわ展

 

明日4/13から「吉田崇昭うつわ展」がはじまります!

 

13日と14日は、作家の吉田さんご夫妻がお店にいらっしゃいます。ぜひお二人に会いにいらしてくださいね。

今日ギリギリまで作業して下さってるので、明朝ここには載っていないうつわもご持参いただきます。

開店時には、まず170点ほどが並ぶ予定です。この画像からはガラッと変わっていると思いますので、お楽しみに!

皆さまのお越しをお待ちしています。

 

吉田崇昭さんの工房へ

 

昨日は、今週末からはじまる個展のためのうつわを受け取りに、福岡県筑紫野市の吉田崇昭さんの工房へ行ってまいりました。

 

まさに個展前の制作中、といった雰囲気で、所狭しと土や道具、乾燥中のうつわが並んでいましたよ。ご夫婦で穏やかに迎えてくださり、色々とお話をうかがったり、作業の様子を見せていただきました。まだ本番まで数日ありますので、昨日すべてのうつわを受け取った訳ではありませんが、自宅に帰って開梱してみると、素敵なうつわが次々と....。自由にのびやかに描かれた文様に、感嘆のため息が止まりませんでした。

 

これからもう一度焼いて、残りの(こっちのが多い)ものは当日ご自身で持ってきてくださいます。はじめの2日間・4月13日(土)14日(日)は吉田さんご夫婦で会場に立っていただきます。地元福岡での個展は5年以上ぶりだそうで、自分が在廊するのはとてもレアなこと、とおっしゃっていました。ファンの皆さま、ぜひご本人に会いにいらしてくださいね。

 

 

吉田崇昭うつわ展

4月13日(土)~27日(土)

作家在廊日/13・14日

期間中店休日/15・20・21日

営業時間/平日 10:00~15:00・土日祝 10:00~17:00

 

 

会場/ヘリテージ

福岡県福津市勝浦2407

Googlemap「福津市ヘリテージ」で検索して下さい

0940-72-4884

 

 

会場からのお願い

〇小学生・未就学のお子様の入店はご遠慮ください

〇店内での写真・動画撮影、携帯電話の使用はご遠慮ください

〇車は1グループ1台で乗り合わせてお越しください

〇マイバッグをご持参ください

〇店頭でのお支払い方法は【現金】【クレジットカード翌月1回払い】です

 

 

 

藁細工職人の上甲清さん

 

今年の1月に愛媛県からわざわざヘリテージに来て下さって、ほうき作りのワークショップをして下さった藁細工職人の上甲清さん(当時87歳)。次は私たちが会いに行きます!と約束して2ヶ月、愛媛県西予市宇和にある清さんの工房へ伺いました。常に清さんに寄り添いマネジメントをする孫の智香さんとともに、元気いっぱいに迎えて下さいました。

 

 

昔から何でも手作りする、という清さんが自ら大工工事をして部屋を広くしたばかりの工房にて。注連縄作りに使う道具や材料がたくさんありました。もちろん道具も手作りです。清さんがいつも座る所は、作業しやすいよう足元が穴になっています。もちろんこの穴も清さん作。

 

私たちのために神棚用の注連縄を作って下さる!ということで、事前に準備を進めて下さっていました。

 

 

細かく説明してくれつつ、体勢を変えながらどんどん綯い進めていきます。するするするっと、目にもとまらぬ速さで、とても簡単そうに。

 

清さんが作業中は、横でアシスタントをする智香さん。おじいちゃんが道具を探してると、スッと動いて探します。

そうして、あっという間に注連縄完成~!

 

私たちの目の前で作ってくださった神棚用の注連縄、家宝にしたいと思います。

 

愛媛県といえばみかんジュース。濃厚で美味しかった。

 

 

 

 

注連縄の次は、鶴を作るところも見せて下さいました。この鶴だけは智香さんと二人で作るそうで、あうんの呼吸で作業を進めます。私たちが見たのは、最後の鶴の形を作っていく所でしたが、ここまでに来る前の段階の部品の準備に、膨大な時間と手間がかかるそう。それらを注連縄作りの繁忙期を迎えるまでに、出来るだけ進めておくそうです。

 

この時に完成した鶴もなんと、いただけることに!また家宝が増えました。

 

 

宝結びやえび締め・亀や鶴などをあわせて、年間で数百個も作られるそう。繁忙期の12月ごろには、おふたり二人三脚で手の指紋が無くなるほど藁と向き合っています。。それでも病気をして寝込むこともなく、毎日元気いっぱいに働く清さん。

 

 

もともと米農家である清さんは、お米の種を準備するところから、注連縄の材料となる米作りが始まります。4月のこの時期、もちろん田んぼに稲はありませんが、清さんのビニールハウスでは、水槽の中で、田植えのための種の準備が進んでいました。5月に田植え、夏の終わりに稲刈りをしたら、ここにずらっと稲を並べて乾燥させます。

 

その横を流れる水路の水がとても綺麗で、清さんの注連縄はこの水で育つ稲で作られることも知りました。

 

 

周辺の田んぼには「わらぐろ」と呼ばれる大きなかたまりがぽつぽつと見られます。これは、わらを乾燥し貯蔵するためのもので、清さんはこの風・わら文化を後世に残すための活動『宇和わらぐろの会』の会長もされています。大きなわらマンモスも親子でいましたよ~

 

 

工房には小さなわらぐろもありました。かわいかったー!

短時間の滞在でしたが、たくさんのおもてなしやお土産を頂き大充実の訪問となりました。清さん智香さん、本当にありがとうございました。

 

今年の10月、ヘリテージでは、上甲清さん単独の『しめかざり展』を開催する予定です。その頃、清さんは88歳になられていますよ!皆さん楽しみにしていてくださいね。

 

【住宅デザイン】宗像市Y邸の家づくり④上棟と餅まき

 

現在福岡県内の三箇所で、ヘリテージが設計施工を手掛ける工事が進んでいます。3月30日、宗像市日の里のY邸にて無事に棟が上がりました。上棟おめでとうございます。

 

そして翌日の今日は、施主Yさんご夫妻の主催で『餅まき』を開催しました。ご家族や友人・ご近所の方がたくさん集まり、とっても賑やかに盛り上がりました。うちの子どもたちも2人でたくさん拾って大喜びでした。お餅やお菓子の手配、手作りの焼き菓子まで配って頂きありがとうございました~!最後まで安全に工事が進みますように。そしてご近所の皆様、どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、上棟の後は『屋根仕舞』へと進みます。

 

針山をつくるワークショップ開催しました

 

今日は今期2回目の「お針箱にぴったり合う針山をつくるワークショップ」を開催しました。ヘリテージが作ったブラックチェリー材のお針箱に、縫いもの作家うーまにてさん指導のもと、ミシンと手縫いで針山を作ります。今回も、あーでもないこーでもないとにぎやかに楽しくおしゃべりしながら、それぞれのペースで完成しましたよ。参加者の皆さん、作家のうーまにてさん、お集まりいただきありがとうございました。

 

ワークショップ後に、このお針箱の形をプチリニューアルしようか、と夫とうーまにてさんとで作戦会議。9月に「ケニアの手仕事展」を予定していますが、その中でもアフリカンファブリックを使ったワークショップを考えていますよ~ いろいろと詳細決まりましたらまたお知らせいたします!

 

【住宅デザイン】宗像市Y邸の家づくり③

 

現在福岡県内の三箇所で、ヘリテージが設計施工を手掛ける工事が進んでいます。宗像市日の里のY邸では、建物の基礎工事を終えて、いよいよ大工工事が始まりました。今日の午後すでに1階部分の骨組みがほとんどできており、建物の形が見えてきました。

 

明日が「棟上げ」、明後日の日曜日に「餅まき」を行います。長い雨が止んで、春の訪れとともに、これからどんどん進んでいきそうです。週末晴れ予報で良かった!

 

【住宅店舗デザイン】宮若市T邸に新たな建物を建てる⑤

 

宮若市T邸の離れでは、棟上げと屋根じまいを終えました。

それから数日雨が続きましたが、悪天候の中、現場では瓦を葺く作業が続いています。

 

 

版画工房みのむし4月はじまりカレンダー

 

今年も版画工房みのむしより「4月はじまりカレンダー」が入荷しました。お待たせしました~!1枚1枚、1色ずつ手刷りで刷り上げた版画のカレンダー。今年の絵柄もみのむしさんの魅力全開でとっても素敵です。

ご予約分とは別に、【店頭販売分も数セット】届けてくださいました。明日3/27(水)より店頭に並べますよー!ご縁がありましたら、ぜひお手に取ってご覧くださいね。また遠方のファンの方には【限定5セット!オンラインストアへは、3/28の15時に掲載予定】です。少量のため、どちらもお一人様1セットとさせて頂きます。

今作にて、ペーパースクリーンという版画技法でのカレンダーは一旦休止されます。店頭では、店主秘蔵の過去作品や、ヘリテージのイベントのためだけに制作してくれた原画も展示しておりますので、お店に来て下さる皆さん、みのむし作品について語りましょうー!ご来店お待ちしています。

 

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4月はじまりカレンダー

価格/税込 4.400円

使用期間/2024年4月1日~2025年3月31日

作家/版画工房みのむし

https://www.instagram.com/hangakoubou_minomushi/

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【ご予約の方/店頭受け取り】

ご予約いただきありがとうございます。3/27より店頭でのお渡しが可能です。営業時間内にお越しください。

また3/31~4/5はお休みを頂きますので、ご注意下さいませ。

 

【ご予約の方/郵送での受け取り】

ご予約いただいた方には、ご予約いただいた方法(メールやインスタメッセージ)で全員にご連絡済みです。万が一、メッセージが届いていない方がいらっしゃいましたら再度ご連絡をお願いします。購入のお手続きが確認できました方より順次発送いたします。

 

 

針山をつくるワークショップ開催しました

 

昨日は4年ぶりの「お針箱にぴったり合う針山をつくるワークショップ」を開催しました。ヘリテージが作ったブラックチェリー材のお針箱に、縫いもの作家うーまにてさん指導のもと、ミシンと手縫いで針山を作ります。うーまにてさんが準備してくださった生地のかわいらしいこと!ちょっとした手製の道具が素敵なこと!進化したミシンの凄いこと!手を動かしながら、おしゃべりにも花が咲いて、あっという間の楽しい2時間でした。初めましての方々も、気軽にお話して優しく教えあう様子がとってもやわらかな雰囲気でした。ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。

 

2回目の開催は、来週3月29日(金)です。ご予約下さった皆さま、お会いできるのを楽しみにしています。

 

【住宅店舗デザイン】宮若市T邸に新たな建物を建てる④

 

3月18日、宮若市のT邸にて無事に離れの棟が上がりました。上棟おめでとうございます。

 

大工職人が1本1本手刻みで加工した木材を、現場で微調整しながら慎重に組み上げていく。職人の技が冴えわたる見事な光景でした。離れと呼ぶには立派で大きな建てもの。Tさんご夫妻はこれからどういう風にここを使い育てていくのでしょう。それもまた楽しみです。棟上げの後は、屋根仕舞へと進みます。

 

【住宅デザイン】宗像市Y邸の家づくり②

 

現在福岡県内の三箇所で、ヘリテージが設計施工を手掛ける工事が進んでいます。宗像市日の里のY邸では、地鎮祭を終えて、建物の基礎工事が進行中です。ここは近い将来、専用の厨房を備えた店舗(ケーキと焼き菓子のお店)の開業を見据えており、それに併設する新築住宅を建てる計画です。3月末には、棟上げと餅まきを予定しています。楽しみです!

 

【住宅店舗デザイン】宮若市T邸に新たな建物を建てる③

 

いよいよ今週末より、宮若市のT邸にて棟上げを予定しています。ずっと大工職人の作業場で加工をすすめていた木材は、時間をかけてすべて手刻みで仕上げられました。T邸の離れとなるこの建物は、プレカットされた木材を一切使わず、すべての木材を大工職人の手によって加工されたものを使っていきます。工場で機械が自動的に加工するプレカットに対し、大工職人が木のくせ(木の表・裏や木目によって反り捻じれ曲がりが出る方向や強度が違う)を読み一本一本の材料に墨を付け、ノコギリやノミ、カンナを使い手作業で加工を行う工程が『手刻み』と呼ばれます。ここでは、手刻みの木材をはじめ、建て方も伝統的な工法をもちいて進めていく予定です。

 

母屋が建って6年、外壁も風雨にさらされ経年変化が進みとても良い雰囲気に成長しています。その姿をこうして見せていただくことができて嬉しい。建物のまわりにはたくさんの薪が積み上げられ、草木が植えられ、この家での暮らしを大切に育まれている様子がよくわかります。

 

【住宅デザイン】福津市M邸の家づくり⑨

 

福津市日蒔野にて進行中の新築M邸では、大工工事が進行中です。

 

室内には部屋を仕切る壁が出来て「家」の形になってきました。壁や天井にはってある細長い木の板を『木摺り板(きずりいた)』と言います。これが土や漆喰を塗るための、左官仕上げの下地となります。壁に見える白くてふわっとしたものは『ウール羊毛の断熱材』です。ヘリテージの家づくりでは、主にこの断熱材を床下・壁・天井に使用しています。

 

写真ではわかりづらいですが、このM邸のハイライトは玄関まわり!深い軒と天井高く広々とした土間の玄関が、とても気持ちのいい空間になりそうです。

 

4月展示会のおしらせ


 

福岡県筑紫野市に工房を構える喜器窯(ききがま)吉田崇昭さんのうつわ展を開催いたします。当店では初めての個展、展示販売会となります。初日の13日・14日には作家の吉田さんも店頭にいらっしゃいます。ぜひ会場へ足をお運びください。

 

4月13日(土)~27日(土)

平日 / 10~15時

土日祝 / 10~17時

期間中店休日 / 15・20・21日

作家在店日 / 13・14日

 

▼作家紹介

 

吉田崇昭 Yoshida Takaaki

 

1976年 福岡県生まれ

    大学でグラフィックデザインを専攻

2000年 有田窯業大学校

2004年 滋賀県立芸術の森スタジオアーティスト

2005年 佐賀県唐津の窯元で修行

2007年 福岡県筑紫野市で独立

2009年 現在地に築窯

 

焼き物の勉強をはじめたのは、大学を卒業してから。今考えると、遅いスタートでした。当時は、デザイン的なもの作りや、造形的なあこがれがありました。転機は唐津での修行時代。作り手として、生業としてうつわを作るということ。必要なことは、技術や才能といった言葉で片づけられるものではありませんでした。

そのうち興味は、骨董のうつわや肥前のやきものの歴史にも。今から400年前の桃山時代から江戸時代の初期にかけての陶磁器、志野に織部、古唐津に古伊賀、初期の伊万里。海を渡ってきた李朝時代の朝鮮の器たち。自由闊達で迷いのない絵や、力強くて自然な形の古いやきものに憧れ、古い雰囲気のうつわを焼きたいと、いつしか思うようになっていきました。

土を焼いて、うつわにするということ。簡単なようで難しく奥深いことに、時が経つごとに思い知らされます。土や石が教えてくれることに耳を傾けて、日々作陶してまいりたいと思っています。

 

 


 

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