ヘリテージ
自然素材とここちいい暮らし
〒811-3521 福岡県福津市勝浦2407
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0940-72-4884
info@heritage-archigram.com
火水木金 10:00-15:00
土 10:00-17:00
日・月曜定休/その他不定休あり
2月もたくさんの方にご来店頂き誠にありがとうございました。3月はイベントの予定はありませんが、常設の品を盛り盛りっと並べて営業いたします。2月のラトビア展とはまた違った雰囲気のお店になりますので、お好きな時にお立ち寄りいただけますと嬉しいです。日々のお店の様子は、インスタグラムでおしらせしています。3月も皆さまのお越しをお待ちしています。
インスタグラム
https://www.instagram.com/heritage_fukuoka/
弊社は、お店では私妻がセレクトする手仕事の品を販売するギャラリーのような体裁ですが、夫が住宅や店舗の設計をてがけるデザイン事務所でもあります。とても有難いことに、夫がこれまでに手掛けたお店をご覧になって相談に来てくださる方が増えてきました。「ちょっと話が聞きたい」程度でありましても、私妻では適切な回答ができないことも多いので、【家づくり・店づくり・オーダー家具のご相談】で初めてお店に来られる際は、あらかじめメールやお電話で、ご希望の来店日時とご相談内容を簡単におしらせいただけますと、お待たせせずスムーズにご案内できます。担当者である夫不在の場合が多いので、前もってのご連絡をお願い致します。
メールアドレス
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いよいよ今週末より、宮若市のT邸にて棟上げを予定しています。ずっと大工職人の作業場で加工をすすめていた木材は、時間をかけてすべて手刻みで仕上げられました。T邸の離れとなるこの建物は、プレカットされた木材を一切使わず、すべての木材を大工職人の手によって加工されたものを使っていきます。工場で機械が自動的に加工するプレカットに対し、大工職人が木のくせ(木の表・裏や木目によって反り捻じれ曲がりが出る方向や強度が違う)を読み一本一本の材料に墨を付け、ノコギリやノミ、カンナを使い手作業で加工を行う工程が『手刻み』と呼ばれます。ここでは、手刻みの木材をはじめ、建て方も伝統的な工法をもちいて進めていく予定です。
母屋が建って6年、外壁も風雨にさらされ経年変化が進みとても良い雰囲気に成長しています。その姿をこうして見せていただくことができて嬉しい。建物のまわりにはたくさんの薪が積み上げられ、草木が植えられ、この家での暮らしを大切に育まれている様子がよくわかります。
福岡県筑紫野市に工房を構える喜器窯(ききがま)吉田崇昭さんのうつわ展を開催いたします。当店では初めての個展、展示販売会となります。初日の13日・14日には作家の吉田さんも店頭にいらっしゃいます。ぜひ会場へ足をお運びください。
4月13日(土)~27日(土)
平日 / 10~15時
土日祝 / 10~17時
期間中店休日 / 15・20・21日
作家在店日 / 13・14日
▼作家紹介
吉田崇昭 Yoshida Takaaki
1976年 福岡県生まれ
大学でグラフィックデザインを専攻
2000年 有田窯業大学校
2004年 滋賀県立芸術の森スタジオアーティスト
2005年 佐賀県唐津の窯元で修行
2007年 福岡県筑紫野市で独立
2009年 現在地に築窯
焼き物の勉強をはじめたのは、大学を卒業してから。今考えると、遅いスタートでした。当時は、デザイン的なもの作りや、造形的なあこがれがありました。転機は唐津での修行時代。作り手として、生業としてうつわを作るということ。必要なことは、技術や才能といった言葉で片づけられるものではありませんでした。
そのうち興味は、骨董のうつわや肥前のやきものの歴史にも。今から400年前の桃山時代から江戸時代の初期にかけての陶磁器、志野に織部、古唐津に古伊賀、初期の伊万里。海を渡ってきた李朝時代の朝鮮の器たち。自由闊達で迷いのない絵や、力強くて自然な形の古いやきものに憧れ、古い雰囲気のうつわを焼きたいと、いつしか思うようになっていきました。
土を焼いて、うつわにするということ。簡単なようで難しく奥深いことに、時が経つごとに思い知らされます。土や石が教えてくれることに耳を傾けて、日々作陶してまいりたいと思っています。