うーまに展最終日

 

おはようございます。一週間続いたうーまに展もいよいよ最終日です。期間中たくさんのお客様がご自分用にはもちろん、贈りものにとhumaniteの作品を選んでくださって、たくさんお包みさせて頂きました。今日は午後から作家さんご本人も在店してくださいます。最後に是非おしゃべりしにいらしてくださいね。

 

ヘリテージも本日が年内最後の営業日です。明日25日より冬期休業を頂き、年明け1月11日よりオープンいたします。2018年の最後にお立ち寄りいただけますと幸いです。たくさんの美しい手仕事とともにお待ちしています。

 

【店舗デザイン/パン店ができるまで②】

 

先日おしらせした福津市日薪野に新たにできるパン店の仮ショップカードができました。お店の名前は「backerei ALO(ベッカライアロ)」といいます。新しくインスタグラムを始められたので興味のある方は是非のぞいてみてください。まだ投稿は少ないですが、これからオープンに向けていろいろ情報がアップされると思います。 www.instagram.com/backerei_alo

 

昨日はワークショップ後のひととき、参加者の皆さんとhumaniteさんにこちらのシュトレンとパン2種を珈琲とともに楽しんでいただきました。「おいしいおいしい」の声がたくさん聞こえてきて嬉しかったです。仮ショップカードはヘリテージ店頭にございますので、ご来店の際はどうぞお持ち帰りくださいね。

 

 

うーまに展はじまりました

 

こんにちは。うーまに展初日の昨日は開店早々たくさんの方に足をお運び頂きありがとうございました。ワークショップも同時に開催したので午前中はうーまにてファンの熱気に包まれて、その後も一日中お客様が途切れることなく賑やかで楽しい初日となりました。昨日半分以上の作品をお買い上げ頂いたので、2日目の午後12時現在でこの写真の状況です。数は少なくなりましたがまだ素敵な作品が並んでいますよ。気になるものがある方はどうぞお早めにご来店ください。本日も皆様のご来店をお待ちしています。

 

ワークショップがおこなわれている二階からは終始みなさんの笑い声が聞こえていてとても楽しそうなご様子でした。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

 

「うーまに展」明日から24日まで

 

「うーまに展」準備がととのいました!明日18日から24日まで休まず営業致します。初日の明日は「縫いものワークショップ」も同時開催です。ご参加の皆様は開始時間に遅れないよう余裕をもってお越しください。明朝あっと驚く一番大きな作品が届きます、お楽しみに!皆様のご来店を心よりお待ちしています。

 

【店舗デザイン/パン店ができるまで①】

 

数ヶ月前「パン屋をひらきたい」とあるご夫妻が相談に来て下さいました。それから何度も打ち合わせを重ね場所も決まり、福津市日薪野に新たなショップをオープンするための計画が進んでいます。長きにわたって職人としての経験を積んだご主人と、明るく朗らかでしっかり者の奥様の二人で営まれます。ヘリテージに店舗デザインをすべて任せて頂き春頃のオープンを目指して準備中です。これからオープンまでの間、すこしずつご紹介していきます。

 

 

【入荷のおしらせ】koruriの手織りストール

 

北九州市の手作り工房こるりより真冬につかえる手織りのマフラーストールが届きました。薄手だけどあたたかく巻きやすいサイズのものが揃っています。贈りものにもぴったりなやさしい肌触りのストールです。今回koruriさんお手製のかわいらしい糸見本も届きましたよ。美しい手仕事を是非店頭でご覧ください。

 

【住宅デザイン/福津市K邸の家づくり①】アトリエのある家

 

地元福津市にてあたらしい家づくりがスタートしました。ものづくりをされているご夫婦のアトリエのある新築住宅です。ご夫婦とちいさなお子様の四人家族が暮らすたのしい家をヘリテージとともにつくっていきます。現在は土地が決まってプランを固めるため打ち合わせを重ねている段階です。これからどんな家づくりになるのか楽しみです。

 

【展示会&ワークショップ】humanite うーまに展 12/18-12/24

 

12月のおしらせです。

当店では2年ぶりになります縫物作家humanite(うーまにて)展示会とワークショップを開催いたします。モノトーンになりがちなこれからの季節に、ひとつ持てば華やかにそして楽しくなるような、彼女がうみだす縫い模様の世界。スリッパ、お財布、ポーチ、バッグ、その他布小物を展示販売します。是非店頭で美しい手仕事をご覧ください。

 

・会期 2018年12月18日 (火)~24日 (月祝)  10~17時

・会場 heritage 福岡県福津市勝浦2407 0940-72-4884

・入場無料

 

【作家紹介】

humanite(うーまにて)池田ちはる

着付け・和裁も並行して活動し、綿・絹・毛などを中心に布を縫い合わせて「縫い模様」と名付けた布ものの制作をしています。

www.instagram.com/hu_manite

 

 

 

【 裁つ・縫う・布に親しむ お裁縫基礎の基礎 】 

針の持ち方、まっすぐ縫うコツなどお裁縫の基礎をおさらいしながら、無垢材でつくったお針箱にすっぽりとおさまる針山を手縫いで作ります。布や裁縫道具等はこちらでご準備いたします。比較的簡単な作業です「針持つの久しぶりだなぁ」「ほとんど縫ったことないなぁ」な方々にも気軽にご参加いただきたいワークショップです。

 

 

・日時

 ①12月18日(火)10時半~13時半ごろ

 ②12月22日(土)13時~16時ごろ

・定員 各回先着8名様

・会場 ヘリテージ 福岡県福津市勝浦2407

・参加費 3.000円

・お針箱の仕様

「いつもそばにお針箱を。」をコンセプトにヘリテージとhumanite共同でつくりました。机の上や棚にいつも置いておける絶妙なサイズ(17×12cm)で、無垢材の手ざわりや経年変化も楽しみです。

 

 

耕窯展終了しました

 

11月18日をもちまして耕窯作陶展「毎日のうつわ展」は終了致しました。ご来店下さった皆様、お買い上げ下さった皆様、そして耕窯水口さんご夫妻、本当にありがとうございました。連日たくさんの方とお話させて頂き貴重な経験となりました。今回学んだことをこれからの店作りにいかしていきたいと思っています。これからもヘリテージをよろしくお願い致します。

 

さて、店内は本日より通常営業しております。中央の大テーブルには大枝活版室の紙ものがずらりと並びました。新入荷のカレンダーに年賀状、ぜひ手にとってご覧ください。今週は変則的な営業となりますが、都合がよろしければお立ち寄り頂けますと幸いです。

 

11/20 火 10:00 - 17:00

11/21 水 10:00 - 15:30 ※

11/22 木 10:00 - 17:00

11/23 金祝 10:00 - 17:00

11/24 土 店休

11/25 日 店休

11/26 月 店休

11/27 火 10:00 - 17:00

 

「毎日のうつわ展」はじまりました

 

初日よりたくさんの方に足をお運び頂きありがとうございました。お一人お一人としっかりお話することが出来て、とても楽しい一日となりました。今回大きめのうつわが多いので、一点一点しっかりと吟味して何を盛ろうかと悩まれている方がとても多く、真剣に選ばれている姿に感激しました。耕窯水口さんご夫妻も夕方まで在廊されて、うつわ作りのこだわりやおすすめの使い方など私も隣で聞いていてとても勉強になりました。完売してしまった種類もありますが、まだまだたくさんのうつわが並んでいます。是非お気に入りを見つけにいらしてくださいね。

 

 

水口耕一さん自信作の刷毛目のシリーズ。今回この刷毛目をメインにたくさん作ってくださいました。どれも表情が違って渋くてかっこいい!料理をおいしそうに見せてくれるうつわです。使わないときはフルーツを盛ってテーブルに置いておくだけで絵になります。同シリーズの飯碗もあります。全部並べて好みのものをお選びくださいね。

 

 

毎日つかううつわだからこそ、重ねて収納できるのも主婦にとってはうれしいポイント。耕窯さんがこだわっているところでもあります。これから人が集まる機会が多くなる季節に大活躍の菊花のシリーズ。深さがあるのの、平らなもの、サイズも豊富に揃っています。

 

 

そして明日11月4日(日)は「おはぎと珈琲」開催です。間(あわい)のおはぎ、出来立てをご準備しますので12時頃からのスタートとなります。お天気が良ければお店の2階からは勝浦の田園風景と玄界灘がくっきりと美しく眺めることができます。ボーっと景色を眺めながらちょっと休憩しませんか。

おはぎと珈琲のセット¥500

 

 

また店内一番奥の部屋には常設の品がたくさん並んでいます。あわせてお楽しみください。明日も皆様のご来店をお待ちしています。

 

耕窯作陶展、明日から!

 

耕窯「毎日のうつわ展」準備が整いました。今展示にむけて新たにたくさんの刷毛目のうつわを作ってくださいました。平刷毛・丸刷毛・木の棒で刷毛を作ったり、新しい土型も多く作られたそう。そう、私も見たことのない新しい挑戦がたくさんでわくわくしています。新しいけれど耕窯らしさもしっかりあって、どれも使い勝手のよいお料理が映えるうつわばかりです。ぜひ耕窯の「いま」をご覧ください。明日、耕窯・水口さんご夫妻とともに会場にてお待ちしています。

 

耕窯作陶展「毎日のうつわ展」

会期 11/3~11/11 ※11/5のみ店休

会場 heritage 福岡県福津市勝浦2407

(詳しい場所はGooglemap「福津市ヘリテージ」で検索)

入場無料

11/4(日)は「おはぎと珈琲」開催します。

 

今日は手織りワークショップでした

 

今日は2回目の手織りワークショップでした。今日の参加者の皆さんもはじめは慣れない作業に緊張されていましたが、無事に素敵な作品が完成しましたよ。今日は史上最年少・小学6年生の女の子がひとりで参加してくれて、誰よりも覚えが早くサクサク織ってました。脳が若いと覚えも早いですねー素晴らしい。個性豊かな手織りマットが完成して、早速みんなでコーヒーとお菓子をのせてお茶タイム。出来上がった時の皆さんの笑顔がとても素敵でした。ご参加下さった皆様、講師のkoruriさん、本当にありがとうございました。

 

手織りワークショップ、次回は春頃に開催予定です。

 

昨日は手織りワークショップでした

 

昨日はkoruriさんを講師におむかえして手織りワークショップを開催しました。はじめは皆さん緊張されていましたが、徐々に作業にも慣れて手を動かしながらおしゃべりも楽しく和やかな雰囲気でした。好きな色の糸を好きなだけ使って織りすすめていき、それぞれの作品が完成しましたよ。今回から作れるようになった大きなサイズのものも素敵ですね。ご参加下さった皆様ありがとうございました。

 

次は今週末10月28日(日)13時~16時頃の開催です。こちらはまだ1名様のみお申込み可能です。気になる方は是非ご連絡ください。お待ちしています。

 

【移転新築工事 63】声

 

おはようございます。今日は雨が降ったり止んだり晴れたり虹がでたり忙しい天気ですね。長男はちかくの水産高校に社会科見学へ、魚の放流のお手伝いをするそうです。遠足に芋ほり、みかん狩りと、楽しい季節になりました。さて今日は、開店当初からお客様によく聞かれることをいくつかご紹介。

 

「この建物は古い建物をリノベーションしたんですか?」

いいえ、更地に新築を建てました。私たちはもともと北九州市にいましたが、長男誕生に伴って家と店と工房を一箇所にまとめて建てようと考え、いろんな場所へ足を運び土地を探しました。当時から国道495号線はよく通っており、道の駅むなかたからあんずの里へ向かう途中、勝浦浜を過ぎて坂をのぼったところで、勝浦の田園風景がぱあっと広がる箇所があります。そこから見る景色が好きで「この景色に中に家を建てよう」と車でぐるぐる回って今の土地を見つけました。そこに夫が設計デザインした建物を建てたという訳です。

 

 

「窓がいいですね」

ありがとうございます!木製の窓やドア、店内すべての建具を夫がデザインし製作しています。窓にはめられた柄のはいったガラスや金物は、夫が古いものをコツコツと買い集めていたもの。アクセントになって良いですよね。どうぞじろじろ見てくださいね。

 

二階の漆喰壁の下部にはタイルを埋め込んでいます。手間はかかりましたが、これがあるとないとでは大違い。タイルの存在感抜群です。

 

 

「庭の木がちょうどいいところにありますね。」

木はもともとあったのではなく、家を建てた後に窓の位置にあわせて植えました。造園は素人なので信頼できる植木屋さんに相談しつつ、自分たちで植えれるものは自分たちの手で。特に西側に植えた大きなコナラの木が大好きで、晴れた日の木漏れ日が作り出す店内の風景が最高です。もうドングリがたくさん実をつけています。どっさり生っているのでドングリ拾い、楽しんでくださいね。ドングリが終わるといよいよ落葉します。きらきら木漏れ日がなくなり寂しいですが、寒い真冬に西日が射しこみ店内がぽかぽかあたたかになります。

 

閉店間際の店内、木漏れ日が最も美しい時間です。

 

もうすぐ耕窯展

 

こんにちは。昨日は早速koruri手織りストールを見に来て下さり有難うございました。色々と試着してみて今の自分に似合う一枚を見つけてくださいね。今日も朝いちばんからご来店頂き嬉しく思います。本日も17時まで皆様のご来店をお待ちしています。

 

さて、いよいよ2週間後に迫ってきた耕窯「毎日のうつわ展」作り手の水口さんご夫妻、今頃猛烈に作品作りをされていることでしょう。今回の展示に並ぶ新作を数点お預かりしています(DM撮影につかったもの)気になる方はどうぞスタッフまでお声かけくださいね。

 

【入荷のおしらせ】koruriの手織りストール

 

手作り工房こるりより手織りストールがとどきました。福岡県北九州市にアトリエを構え、草木染め・手織り・縫製、すべての工程をkoruriさんひとりでこなしています。何度もアトリエにお邪魔してその仕事ぶりを拝見していますが、繊細さと力強さも必要な手仕事の連続で、どこをとってもため息が出るような美しさ。ウールやシルク、カシミア、コットン、アルパカリネンなどの自然素材の糸を、茜や藍、ラックダイ、ゴバイシ、ヤマモモ、ヤシャブシなどで草木染めします。それらを織り機で織りあげていくのです。

 

今回はいますぐに使えそうな薄手でふんわりあたたかい素材のものを中心に準備してくださいました。サイズもいろいろありますよ。私も店主の特権ということで早速いろいろ巻いてみました。普段は専らネイビーやグレー、白、黒、カーキなど地味な服ばかり選んでしまうので、ストールはあえていつも選ばないようなピンク系を。パッと華やかで顔色も良く見えますし、上質なものを身につけると背筋がピンっとなるようで気分も良い。なにより首がチクチクしないので長時間巻いてられそうです。好きな色と似あう色は違うと言いますが(年とともに肌の色も変わりますしね...)、洋服では選ばない色でもストールならば取り入れやすいですね。

 

ピンク系や黄色系、青系、グレー系。ピンクと一言でいっても経糸・緯糸の組み合わせで幾通りものピンク系があります。是非いまの自分に似合うストールを探しにいらしてください。色々巻いてみると意外な色が似あったりして、新たな発見がたのしいですよ。肌触りや気持ちよさ、ぜひ店頭で実感して頂きたいです。 ▲koruriの手織りストール¥14.040~

 

 

koruriさんの手織りワークショップ、10月24日(水)は満席となりました。10月28日(日)13~16時開催の部のみ2名様お席に余裕がございます。興味のある方は是非ともご参加ください。お申し込みをお待ちしています。

 

【入荷のおしらせ】よつめ染布舎より型染クッションカバー・手ぬぐい

 

おはようございます。昨日は暴風の中ご来店下さりありがとうございました。お一人お一人とゆっくりお話ができてとても楽しい時間でした。今朝は台風一過の青空が広がり気持ちのいい朝をむかえました。窓を開けると金木犀の良い香りが漂ってきます。隣家の庭に大きな金木犀の木があって、わが家の台所から見えるんです。今年も美しい借景をありがとうございます。さて、店頭には大分県よつめ染布舎より新作の型染クッションカバーと品薄になっていた型染手ぬぐいが入荷しております。是非店頭でご覧ください。本日も皆様のご来店をお待ちしています。

 

▲型染クッションカバー(40×40cm)¥5.100

 

▼型染手ぬぐい ¥1.900~¥2.100

 

左から「窓辺の猫」「桃太郎伝説」「ポートレート」

 

左二点「フクロウ」右「宝尽くし」

 

すずめ草(よつめ染布舎小野豊一さんと岡美希さんのギャラリー)がある大分県国東市国見町周辺で11月に開催されるイベント「国東の恵みと作る人と」のフライヤーをお預かりしています。このフライヤーデザインも小野さん作。毎年このフライヤーを拝見するのが私の楽しみになっています。期間が長いのでドライブがてら行かれてみてはいかがでしょう。

 

店内ここにありますよ。是非お持ち帰りください~

 

 

【展示企画】耕窯作陶展 毎日のうつわ展 11/3-11/18

 

今年で二回目となる耕窯作陶展。新作や定番人気の菊花皿を中心に、毎日つかいたくなるシンプルであたたかくやわらかな器たちがヘリテージに並びます。常設では見ることができない作品もたくさんやってきます。耕窯の手仕事を是非ご覧ください。

 

【会期】

2018年11月3日(土)~11月18日(日)会期延長しました!

10時~17時 ※11月5日(月)店休

 

【会場】

heritage ヘリテージ

811-3521福岡県福津市勝浦2407

0940-72-4884 駐車場あり

最新情報は当ホームページ・Facebook・Instagramで発信しています

www.facebook.com/heritageFUKUOKA

www.instagram.com/heritage_fukuoka

 

【作家紹介】

耕窯(こうがま)水口耕一・沙織

田川郡に工房を構え夫婦で作陶しています

福岡県田川郡福智町上野933-1

kougama.petit.cc

www.instagram.com/kou_gama

 

 

【入荷のおしらせ】版画工房みのむしのポストカード

 

版画工房みのむしより待望の新作がとどきました。一色一色手刷りで仕上げられた版画のポストカード。ペーパースクリーンという日本生まれの特殊な技法でつくられています。どれもあたたかくほっこりするような秋冬の作品です。数が少ないので気になる方はお早めにご来店ください。

▲ポストカード¥486(税込)

右上から時計回りに「りんご箱」「きのこ」「ストーブ」「プラタナス」「さんま」「おもちゃかぼちゃ」「冬の星座」

 

左端にちらりとうつる版画カレンダー今年度版(2018/04 - 2019/03)は完売しました。ありがとうございました!徐々に増えつつあるみのむしファンの皆さん、すでに来年の作品が楽しみですね。使い終わったカレンダーは裏面の切り取り線に沿ってカットすればポストカードとしてまた生まれ変わります。是非ヘリテージオリジナルの木製ポストカードフレーム(¥4.500)にいれてアートとしてご堪能ください。

 

一色一色刷り重ねているからとても立体的なのです。もうすぐストーブの季節ですね。

 

 

【入荷のおしらせ】2019よつめ染布舎かれんだ

 

今年もこのカレンダーをご紹介する季節がやってきました。昨年・一昨年と大人気で完売してしまったよつめ染布舎のカレンダー、今年も日本の四季の彩をたのしく美しく表現されています。今年は各月の絵柄の説明まで付いていますよ、なるほど!と頷きながら毎月めくってくださいね。本日より店頭にてご紹介しています。

 

▲2019よつめ染布舎かれんだ / よつめ染布舎 小野豊一 ¥1.730 (税込)

「冬はお正月、春になるとお雛様をして、夏は花火、秋になったらお米の収穫、そしてクリスマスをしてまた一年。春夏秋冬、12ヶ月、二十四節気。日本の一年はとても豊かで多彩で変化に富んでとっても楽しい。そんな日本の一年をカレンダーにしました。型染の意匠を絵柄に組込み温かみのあるデザインと特殊な印刷で型染や版画の風合いに仕上げました。」

 

 

 

カレンダーにあわせてヘリテージオリジナルで製作した無垢材のアートフレームもたくさんご用意しました。「余白が美しい」Lサイズ、「ひとつで二度たのしい」Mサイズ、がございます。カレンダーもぴったりなフレームに納めるとアートになります。是非カレンダーとフレームのセットで飾って頂けると嬉しいです。

  

▲余白が美しいLサイズ

 

型染の袱紗やコースター、がまぐち、手ぬぐい・ハンカチ・ストールなどもあわせてご覧ください。とても楽しいデザインが魅力のよつめ染布舎の型染作品です。

 

 

10月「手織りワークショップ」

 

10月、二年振りに「手織りワークショップ」を開催します。手作り工房こるりのkoruriさんを講師にお迎えして、無垢の木でつくったフレーム織り機をつかいコースターをつくります。koruriさんが草木染めをしたウールやシルクなどあたたかい素材感の糸を贅沢につかい、世界にひとつだけのコースターをつくるワークショップ。ふたつのサイズから選べますので、初めての方も二回目の方もご参加OK!来週末より予約をスタートします。お誘いあわせの上是非ご参加ください。

 

・日時

 ①10月24日(水)10~13時頃

 ②10月28日(日)13~16時頃

・定員 各回先着5名様

・会場 ヘリテージ 福岡県福津市勝浦2407

・サイズと参加費

 ①小サイズ(11×13cm程)2.500円

 ②大サイズ(20×15cm程)3.000円

 

 

【 9月14日21時より予約受付開始】

ワークショップに参加するためには必ず予約が必要です。9月14日(金)21時よりメールにて下記必要事項をおしらせください。定員に達し次第受付を終了致します。SNSのメッセージやコメント欄は見逃す可能性がありますのでご遠慮下さい。

 

予約受付窓口

▶メール info@heritage-archigram.com(24時間OK)ヘリテージ営業時間内のみ店頭・電話でも受付可。0940-72-4884

予約時必要事項

▶①代表者氏名 ②参加希望日 ③参加人数 ④希望のサイズ(参加人数分)⑤電話番号

頂戴したメールには必ず二日以内に返信します。返信メールが無い場合は、お手数ですが営業時間内にお電話ください。ワークショップ当日、可能であれば糸切りハサミを持参してください。 皆様のご応募をお待ちしています。

 

 

陶芸家岡美希さん

 

今期よりヘリテージでお取扱いしている大分県・岡美希さんの作品です。当店では型染風カレンダーでおなじみのよつめ染布舎・小野豊一さんとご夫婦で国東半島にて自宅兼工房を構え、お二人の作品が展示されたギャラリー「すずめ草」を営んでおられます。見ての通り個性的な作品の数々。ヘリテージでは日々の暮らしに取り入れやすい、マグカップやお湯のみなどのカップ類と、かわいらしい季節の花模様の豆皿を扱っています。椿の花は地元津屋崎の町の花でもありますから、福津に来たお土産にマグカップや豆皿もおすすめです。

 

 

ここからは昨年、国東半島のギャラリーすずめ草を訪問した際の写真です。むかって右側が岡美希さん、左側がよつめ染布舎小野豊一さん

よつめ染布舎の製品はデザインがとてもかわいらしいので、女性が作られていると思われてるお客様が多いのですが、ご覧の通り笑顔がチャーミングな男性です。おふたりとも「芸術家」という言葉がぴったりな個性的な作品をうみだされています。

 

 

すずめ草には所狭しとおふたりの作品が並んでいます。国東半島には今全国からアーティスト達が移り住んでいるとも聞いています。アートイベントや工房巡りなども開催されるようで、それらの日程にあわせて旅するのも良いですね。寺社仏閣も多く、福岡から十分日帰りドライブできる距離です。

 

 

こんな洗面ボウルも素敵ですねー

 

 

広い庭でニワトリも飼われていて、鳥モチーフの作品もいっぱいです!

 

MUDDY 真泥(マデイ) 村山朋子さん

 

今期より新たにお取扱いさせて頂く真泥(までい)村山朋子さんのご紹介です。京都舞鶴に陶磁器製造工房を構えご夫婦で作陶されています。オリジナルの土と釉薬をつかって、西洋式薪窯焼成によるしっかりと焼締まった器を手作りされています。優しくて柔らかい絵柄がとっても素敵で、早速すでに売り切れてしまったものもございます。是非ヘリテージ店頭で村山さんの作品をご覧ください。

 

下記ホームページにて村山さんがブログを綴られています。

http://muddyblues.com/

インスタグラムは同じく陶芸家のご主人がされています。

http://www.instagram.com/muddy.blues

 

 

よつめデザインの包装紙

 

「よつめデザイン」グラフィックデザイナーとしても活躍する・よつめ染布舎の小野豊一さん。小野さんにお願いして、ヘリテージのためだけに包装紙をつくって頂きました。「家族団らん」をテーマにオリジナルのデザインをおこしてくださいました。とっても素敵でしょう!そのままポスターとして飾ってしまいたいかわいさです。当店でお買い上げ頂いた商品のプレゼント包装に、お包みさせて頂きます。

 

【移転新築工事 62】ニヤトーの床材

 

ニヤトーという床材を、店内四部屋の床にそれぞれ張り方を変えて仕上げています。違いを見比べてみてくださいね。

 

一階

 

一階

 

二階

 

二階

 

 

【移転新築工事 61】店内照明

 

この照明器具を取り付けるためにデザインした天井。明治・大正期の建築物が好きな夫は、「いつか」のために昔からこういった雰囲気の照明を買い集めていてようやくその「いつか」が到来、お披露目できることになったものたち。店内あらゆる箇所でレトロなテイストの照明を見ることができます。照明器具ひとつで部屋の雰囲気がガラリと変わって、その存在の大きさを実感します。来店したら吊り下がっている照明、スタンドでスポットのように照らす照明、ご覧いただけますと嬉しいです。

 

大枝活版室×heritage 真鍮ネームプレート

 

お店の再開にあわせて玄関横の看板を新調しました。大阪の大枝活版室さんにデザインして頂き真鍮のプレートに、それをheritageの木製フレームに額装しています。お店に来られた際は玄関横のネームプレートもご覧くださいね。木と真鍮素材の経年変化も楽しみです。

 

 

鬼丸豊喜窯へ

先日、東峰村小石原焼の鬼丸豊喜窯へ行ってきました。猛暑の福津市よりも5度くらい低かったでしょうか、山のうえはとても涼しかったです。八寸の大皿から普段使いしやすい小ぶりなものまで色々と選ばせて頂きました。私も自宅でたくさん使っていますが、無意識に手にすることが多く、それだけ日々の暮らしに馴染みやすい器なのだろうな、と思います。鬼丸豊喜窯の皆さん、お忙しい中ありがとうございました!この日持ち帰った器は8月17日のリニューアルオープンより店頭にならびます。

 

【宮若市T邸の家づくり㉒】お引き渡し

 

土地探しから一緒に作り上げてきた宮若市のT様邸、先日お引き渡しをしました。これからキッチンまわりの家具等を作るために引き続き打ち合わせが続きますがひとまずご夫妻の新居での新たな暮らしがはじまります。これまで長い長い道のりにおつきあい下さり有難うございました。そしてこれからも末永く宜しくお願い致します。

 

 

【宮若市T邸の家づくり㉑】杉無垢材の床

 

来週には施主様にお引き渡しの予定なので、工事も大詰めいよいよ佳境をむかえています。床の養生をとり杉無垢材の床が登場しました。朝倉市の杉岡製材所・杉岡さんに用意していただいたもので、とても美しく綺麗な木目です。思わずゴロゴロしたくなる、明るく気持ちよい空間に仕上がりました。

 

ご夫妻とともに杉岡製材所を訪問した際の記事はこちら

 

LDKから和室をのぞむ。(土間はまだ工事中です)

 

こちらも木製の建具がはいって、土壁も綺麗に仕上がりました。最後に畳がはいります。

 

左官・江口さんの芸術のような土壁と天井のアール。

 

どの窓からも田んぼと山の景色が広がりとても美しい場所です。ふきぬける風と、降りそそぐ光、雨の音、水路を流れる水音、鳥のさえずり。自然の音とこの景色に工事をしている我々も癒されています。

 

木や土、自然素材をふんだんに使ったヘリテージ設計の家がもうすぐ完成します。

 

 

【宮若市T邸の家づくり⑳】職人の技

家の顔である玄関には無垢の木をふんだんに使っています。それでは中へ。

 

広縁と寝室。廊下は漆喰仕上げの下地塗りの段階です。すっきりした白い壁に仕上がる予定です。床はまだ養生されていますがその下には杉無垢材が敷き詰められています。

 

広縁の先の廊下。ここは意図的に狭く暗く(影)設計してあります。右側に御手洗い、つきあたりに和室。

 

和室も下塗りの段階、奥の窪みが床の間になります。

 

大工の中西さん。随所に丁寧な大工仕事が見られます。

そして仄暗い廊下の先に広がる、土間空間とLDK。高い天井が気持ちよい解放感です。

 

土間の頭上には美しい漆喰の白壁。

 

台所側から見た図。奥の一面だけ壁の色が違うのです。

 

近づいて見るとこちら。画面では白に見えますが、実際は燻炭を大量に混ぜ込み、その粒がほんの僅かに見えるため、かすかにグレーがかって見える漆喰壁と現場の土を混ぜた土漆喰壁。色だけではなくテクスチャーも変え、表情豊かな壁になっています。壁の一部や天井を敷き詰める木部とのコントラストが美しいです。

 

台所、タイル貼りの壁。

 

出隅部分の納まり。 左官職人の手仕事が光ります。

 

お風呂場です。天然石と杉無垢材。こちらの天井にもすこし勾配をつけて。この後外側の窓に木製建具がはいり、週明けにはいよいよ足場が解体されます。

 

【宮若市T邸の家づくり⑲】左官の外壁

和室の外壁、モルタルの二度塗り目にはいります。

 

表面を掻き落とし、乾燥すると漆黒がすこしやわらぎ濃い墨色のような感じになりました。

 

モルタル掻き落としの壁。モルタルに色粉、スサ(藁)、石灰砂、現場の石と土、他にも様々な物を絶妙な配合で混ぜ、計9種類もの材料が混ざったこの現場でしかできない壁。荒くもあり、柔らかくもある、何とも言えない素晴らしい壁ができました。

 

左官職人のこんな遊び心も。

 

二階部分はこの建築現場の土を混ぜて仕上げた土漆喰壁です。クリーム色がかっていてとてもやわらかな印象です。

 

二階部分はぐるりと土漆喰壁、綺麗に仕上がりました。

 

【宮若市T邸の家づくり⑱】土壁の色を決める

左官職人江口氏と施主ご夫妻。外壁のモルタル仕上げと漆喰仕上げ、内壁の漆喰仕上げ、それぞれの色とテクスチャーを決めています。この建築現場の土を漆喰に混ぜて色を作るのです。

 

左官職人、外壁を塗り始めました。

 

カバーがされているところは木製の建具になります。木製建具は弊社オーナー(設計士であり家具職人)が現在工房で製作しています。

 

漆喰・土・石灰砂・藁などを絶妙な配合で混ぜて仕上がった壁。この写真で藁が混ざっているのがよくわかります。藁は土同士の「繋ぎ」として入れられ、土壁の亀裂を防止して強度を保持する目的があります。

 

角度と光の加減でもまた違った雰囲気に見えますが、上の写真と同じ壁です。立体的でとても風合い良く仕上がっています。自然素材の家、とても気持ちが良いですね。田んぼや山に囲まれた静かな田園風景にとてもよく馴染んでいます。

 

こちらは和室の土壁になる材料です。これから仕上げていきます。

 

【宮若市T邸の家づくり⑰】左官仕上げの壁

先週末より左官工事がはじまりました。左官職人は、ヘリテージの店舗と自邸を建築する際にもお世話になった大分県豊後高田市のLODO WORKS 江口征一氏です。はるばるありがとうございます!

 

まずは和室の外壁をモルタルで仕上げていきます。ヘリテージのお店へ実際に来られた方は当店の外壁を覚えてくれてますでしょうか?当店もお店の外壁の大部分をモルタルで仕上げています。この写真では下塗りの段階で、仕上げはもうすこし手を加えておもしろくなる予定です。

 

続きまして二階部分の外壁は漆喰で仕上げていきます。今塗っているのは下地の漆喰で、漆喰に砂を混ぜて砂漆喰を作り、それを塗りつけています。この砂も通常は手に入らないような特別なものをわざわざ取りに行ってくださり、それを調合してます。(そんな細かいところまで気を遣ってくださっています!)引きの写真が無いのですが、木製の外壁部分とのコントラストがとても美しいです。

 

こちらが江口さん。暑い中ご苦労様です!明日からしばらく天気が崩れそうなので急ピッチで進めてくださっています。

 

【宮若市T邸の家づくり⑯】コの字の家

宮若市T邸の玄関からつづく廊下部分です。右側に壁も天井も杉無垢張りの寝室、廊下を進み右側にトイレと手洗い場、その奥に和室、そして廊下の突きあたりを左にはいると、土間と広いLDKが広がります。

 

寝室と玄関からつながる納戸です。こちらも寝室同様、壁・天井は杉無垢に包まれています。

 

玄関からつながる廊下の先に広がるLDKです。広いロフト下のキッチン部分からリビング側を撮影しています。左端にある小さな窓が廊下の突き当りで、その奥の小部屋が和室、左手前の一段下がっているところが土間。

 

土間の大きな窓からは気持ちよい田んぼの風景がひろがります。

 

リビングの天井は吹抜けになっていて解放感が気持ちいい。

 

写真ではわかりづらいのですが、廊下の上の部分になるところも細いロフトになっていて、和室の屋上に出れるようになっているのです。天井の両側が勾配になっています。(板の張り方が変わっているところ)

 

キッチン奥の廊下から洗面所・脱衣所・浴室へつづきます。「コ」の字型に家が建っているのがわかりましたか?どの部屋にいても風がとおり光が降り注ぐよう設計しています。

 

【宮若市T邸の家づくり⑮】LDK天井

宮若市T邸、リビングダイニング・吹抜けのロフトにあたる部分の天井です。杉(柾目)の無垢材がはり巡らされており、下から見上げると思わず「おぉ!」と声が出ます。

 

リビング側からダイニング・キッチンを臨む。ロフト下がキッチン、右の奥にパントリー(食品庫)左奥には、廊下・洗面室・脱衣室・浴室、と続きます。

LDKの壁は最後に漆喰で仕上げていきます。

 

こちらは玄関横にある寝室。壁も天井もぐるりと杉の無垢材に包まれています。

 

ふんだんに使われた無垢材がとても美しい。

 

右側の玄関棟と左側の浴室がある棟、写真ではわかりづらいですが外壁の無垢板のはり方を変えてあります。二階部分は(現在は下地になる木摺り板の状態)最後に登場する左官職人の塗り壁になります。立派な建物です!

 

【宮若市T邸の家づくり⑭】一階外壁に杉無垢材を。

外壁を張り始めました。杉の無垢材です。通常既製のものだと10~12mmほどの厚みですが、今回使っているこちらの杉材は18mmもの厚みがあってとても贅沢です。これから一階部分は杉材を棟によって張り方を変えていきます。そして二階部分は漆喰の塗り壁になる予定です。

 

室内、納戸と寝室の天井にも杉の無垢材を。この部屋は壁も床もぐるっとすべて杉材で仕上げていきます。壁と天井には羊毛(ウール)の断熱材がふんだんに入っています。

 

こちらはダイニング側から見たリビング。奥の右端が玄関、そして納戸、和室、廊下にトイレ、左奥が和室リビングから一段下がった左端は土間になります。

 

これがその土間です。右側の大きな窓からは一面田んぼが広がる美しい景色をながめることができます。

 

KOI no NOBORI とヘリテージオリジナル包装紙

わが家は男の子ふたりなのでついつい端午の節句ものに力がはいります...。先日ご紹介したよつめ染布舎の KOI no NOBORI はこんな素敵なボックスにおさめられています。贈りものにもおすすめですよ。

 

この休業中に念願であったヘリテージオリジナルの包装紙が完成しました。デザインは小野豊一さん。型染作家(よつめ染布舎)でありグラフィックデザイナー(よつめデザイン)でもある小野さんは包装紙やショップカード、DMのデザインなども手掛けられています。オリジナル包装紙のテーマは「家族団らん」家づくりや家具をつくるヘリテージの基本にあるのはやっぱり健康で元気な家族の存在。そこから連想される様々なコトやモノを小野さんのたのしいデザインで一枚の大きな作品に仕上げてくださいました。これから当店でお買い上げの贈りもの包装につかっていきたいと思っています。とてもとっても素敵ですよ!小野さん、素晴らしい仕事をありがとうございました。 

 

男の子の健やかな成長を願って。

KOI no NOBORI / よつめ染布舎 各色¥8.000(税込)

 

 

 

【宮若市T邸の家づくり⑬】玄関と和室

 

宮若市のT邸です。しばらく間があきましたが、良い天気が続き工事も順調に進んでいます。 

玄関部分

 

玄関庇

少し変わった意匠にしました。


和室天井

 

ここは意図的に部屋を小さく天井の高さを抑え籠ったような雰囲気の設計にしました。そこで壁にアールの部分をつくることで柔らかい印象になるよう仕上げていきます。

【宮若市T邸の家づくり⑫】瓦を葺く

瓦葺きの作業も順調に進んでいます。今週はすこし気温があがるようなので、職人さんたちも動きやすいでしょうか。今年は本当に寒い日が多いので早く春が来てほしいものですね。

 

【宮若市T邸の家づくり⑪】瓦を葺く

写真奥の棟の屋根、ガルバリウム鋼板を葺き終わりました。これから中央の大屋根と手前の屋根にいぶし瓦を葺く工事が始まります。 

 

【宮若市T邸の家づくり⑩】屋根を守る

板金屋根の部分は二重垂木にして通気をとっています。母屋に野垂木→野地板(無垢材)→ 遮熱シート → 野垂木 → 野地板(無垢材)→ ルーフィング(防水材)→仕上げの屋根材、という順番で施工しています。壁の中を通った空気が写真2枚目に見える通気口から垂木の間を通り、3枚目の棟換気から外部へ排出されます。天井内の暖気もまた、棟換気から外部へ排出されます。工事としては手間がかかりますが、居住性はもちろん家を長持ちさせるために重要な部分でもあります。野地板は屋根面の剛性をとるためやコストを考えて構造用合板を使用する場合が多いようですが、弊社では必ず野地板にも無垢材を使います。

 

手間もコストもかかるのになぜ無垢板を使うのか?それは家を長持ちさせるために必要だと考えるからです。屋根は外部からの水分(雨や雪)にさらされる最も過酷な場所であると同時に、内側からの水分(内部結露)からも守ることが重要となります。

 

※内部結露についてはまた別の機会に説明したいと思います。

 

構造用合板は水分(結露)が加わることにより、悪いとカビや微生物によって腐敗が始まります。合板が柔らかくなりやがて屋根材を支えきれなくなります。雨漏りの原因にもなりえます。屋根材からの雨漏りと思っていたが、調べてみるとこの結露だったということもあるそうです。結露が滞り、天井にしずくが落ちて雨漏りのように天井を濡らします。【板金屋さん談】 比べて無垢材は、結露(湿気)を吸収してもちゃんと乾いてくれます。二重垂木による通気層は熱気を排出するためだけではなく、野地板の乾燥を促進するためでもあります。このことにより野地板が腐りにくくなり、結果屋根が長持ちするのです。

 

【宮若市T邸の家づくり⑨】板金工事

屋根の板金工事がはじまりました。軒先とケラバに唐草(写真3枚目の黒い部分)を取り付けているところです。唐草とは軒天などに雨がまわっていかないようにしっかり水を切るためのもの。これを取り付けた後、ガルバリウム鋼板で屋根を葺きあげていきます。

 

【宮若市T邸の家づくり⑧】現場の様子

宮若市T様邸、棟上げ後の様子です。現場は山の上とあってかなりかなり寒いです。こちら福津市勝浦が雪降っていなくても、現場は吹雪だったりして過酷な状況です。この日は完成したばかりの屋根につららが何本も。そんな中大工さんたちは一日中働いてる訳ですから本当に素晴らしいです。改めて尊敬します。施主であるT様夫妻はアウトドアが好きで、真冬の雪山に登ったりするそうなのできっとこの過酷な状況も楽しんで暮らせるんでしょうね。

 

さて、肝心の建物、全貌が見えてきましたよ。

【宮若市T邸の家づくり⑦】棟上げ

寒い寒い日が続いていますが、奇跡的に青空が広がり温かだった先週末、宮若市T様邸の上棟が無事に終了しました。眼下に雲海が広がる早朝からスタートし、二日間かけて立派な姿がついにお目見えしましたよ。とても見晴らしが良いこの場所、どの季節もとても美しい景色が広がるのでしょう。Tさんご家族もたくさんの心遣いを頂きありがとうございました。これから完成までますます楽しみですね!

 

【宮若市T邸の家づくり⑥】製材所へ

宮若市に新築マイホームを計画中のTさんご夫妻とともに、いよいよ来週にせまった棟上げを前に、朝倉市にある杉岡製材所へ行ってきました。T邸でつかわれる木材がたくさん準備されていて、代表の杉岡さんが丁寧に説明してくださいました。その時の様子をご夫妻がたくさん撮影してくれたので掲載させてもらいますね。左から、施主のTさん、中央が木挽棟梁の杉岡さん、右端が設計者であるうちの夫(ヘリテージオーナー)、撮影はTさんの奥様です。

 

たくさんの写真を提供してくださいました。Tさんありがとうございました。棟上げが楽しみですね!