【宮若市T邸の家づくり⑤】基礎工事

宮若市のT様邸、基礎工事が始まっています。かなり標高が高い場所にあるこちら、田んぼに囲まれ眼下には気持ちのいい景色が広がります。遮るものがなく空が広い!この日もかなり寒く小雪舞い散る中、職人さんたち頑張っておられました。アウトドアが趣味のご夫婦にぴったりな自然豊かな土地に、いよいよマイホームの夢の第一歩を踏み出しました。

 

【宮若市T邸の家づくり④】いよいよ基礎工事スタート

8月、古家の解体工事を終えた宮若市に新築戸建を建築予定のT様ご夫妻。月に2.3度程、毎回数時間にわたるみっちりとした打ち合わせを重ねています。聞きなれない言葉や難しい説明もあると思いますが、時間をかけて粘り強く夫の話に聞き入ってくれています。30代前半のご夫婦ですが、暮らしや住まいに大変興味が深く、とてもこだわりをもって家づくりに取り組んでいらっしゃいます。そして今日から宮若市の新築現場では基礎工事がスタート。年明けにはいよいよ棟上げです。

 

【入荷のおしらせ】紅型工房べにきちのポストカード

▲紅型工房べにきちポストカード¥216(税込)左より「トゥラーとダルマ」年賀状におすすめ!「ブーゲンビリア藍」「ブーゲンビリア」「夏の雲」「木立」「流水に鳥」

 

待ちに待ったものが入荷しました!沖縄県瀬底島に工房を構える「紅型工房べにきち」吉田誠子さんより新作のポストカードが届きました。以下べにきちさんのブログより引用します。「和紙に染めたものを、和紙っぽい風合いの上質な紙に再現することで、手染めの風合いも漂う仕上がりになりました。」上質な紙に印刷されたのでとても美しく上品な仕上がりです。ご本人も仰る様に本当に手染めのような風合いです。べにきちさんお馴染みのオリジナルデザインですが、福岡県ではここ当店のみでお初にお目にかかれますよ。とても素晴らしい作品です、どうぞお手にとってご覧ください。

 

【入荷のおしらせ】よつめ染布舎のポストカード

国東半島のよつめ染布舎よりポストカードが届きました。オリジナルデザインのカレンダーが毎年好評で、素朴で懐かしい風合いの絵柄がとても素敵なのです。デザイナーの小野さんは広島県の出身。なので、「宮島」「厳島神社」など故郷広島にまつわる作品も多く手掛けられています。真っ赤なクリスマスカラーの「ノマド」はメッセージカードにぴったり。

ヘリテージオリジナルのポストカードフレームに飾って、アートとして楽しんでみませんか?

▼ポストカード¥200

▼ポストカードフレーム¥4.500

 

【古家リノベーション】津屋崎の現場

現在、弊社では福津市津屋崎と北九州市八幡西区の二箇所で古家のリノベーション工事を進めており、夫はふたつの現場を行ったり来たりでめまぐるしい毎日です。写真は津屋崎の現場。10月から解体工事が始まりました。床下と天井にはウールの断熱材を敷き詰めて、耐震補強工事も済み、これから内部の仕上げに入って行きます。こちらは御施主さん自ら壁の漆喰を塗る予定で、ご夫婦でその下地作りをしているところ。漆喰を塗る前にその下地として、寒冷紗(かんれいしゃ)という素材をこんにゃく糊で石膏ボードにはっていく作業。この寒冷紗が無ければ漆喰を石膏ボードに塗れないのです。通常は下地処理剤を使うことが多いようですが、自然素材にこだわる(綿とこんしゃくという素材)弊社ではこの方法で工事を進めています。

 

 

【入荷のおしらせ】鬼丸豊喜窯より

おはようございます。昨日は東峰村の小石原焼鬼丸豊喜窯へ買い付けに。最近めっきり寒くなった福津市ですが、山の上の小石原はさらにさらに寒かったです。前日は初雪が降ったそうですよ。人気のどんぶりやお茶碗、コップ類をおもにセレクト。本日より店頭に並んでいますので是非ご覧ください。今週も皆様のご来店をお待ちしています。

 

大枝活版室の2018年カレンダーとheritageオリジナルスタンド

先月入荷した大枝活版室の2018年カレンダー。それとあわせて、ヘリテージオリジナルの木製スタンドを作りました。店頭にスタンドのサンプルをずっと飾っていて、たくさんのお客様に熱望されていたのでした...。遅くなりまして申し訳ありません!いよいよ製品が完成しましたので、本日から店頭に並んでいます。材質も数種類ありますので、お好きな色味のものをお選びいただけます。もうすでに活版カレンダーをご購入頂いた皆さん、ようやくスタンドの発売となりますのでどうぞお店に寄られてくださいね。

 

▲大枝活版室2018年カレンダー 価格 / ¥1.290 サイズ / 10×18.5cm 木製スタンドが無くても、マスキングテープで貼ったり、クリップで挟んだり、ピンでとめたり、穴をあけて紐を通したり、工夫次第でいろいろ楽しめるカレンダーです。

▲heritageオリジナルカレンダー用木製スタンド 価格 / ¥2.500 サイズ / 11.5×27cm

 

背面は真鍮の棒一本で支えています。

 

版画工房みのむしの版画カレンダー。もう今年度分(2017年4月~2018年3月)は完売してしまったのですが、こちらも横幅が同じなので、上の木製スタンドにぴったりとおさまるのです。来年3月に2018年4月はじまりのものが入荷しますので、是非覚えておいてくださいね。

 

耕窯「毎日のうつわ展」はじまりました。

人気の豆皿シリーズ。すべて¥1.080 

 

「毎日つかいたい藍染めバッグ」もまだまだあります! 

 

耕窯「毎日のうつわ展」明日からです!

 

こんにちは。昨夜からついさきほどまでかかって大体の会場準備が終わりました。あとは細々した作業と掃除を残すのみ。新作も多数あり、どれも使いやすく素敵な器ばかりです。見応えたっぷりな「毎日のうつわ展」いよいよ明日10時よりオープン致します。全体ではたっぷりな量ですが、個々の数が少ないものもございます。気になるものがある方は早めにいらしてくださいね。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

 

【お店からのお願い】

店内には作家さんからお預かりしている大切な作品、乱暴にあつかうと割れやすいもの・破れやすいもの・壊れやすいものを多数展示しています。お子様連れの皆様は、必ず抱っこをするか小さな手と目を離さぬようしっかりと手を握ってご覧ください。皆様が気持ちよくお買い物ができますようご理解とご協力をお願い致します。

 

耕窯より作品が届きました!

つい先ほど耕窯水口さんが直接届けてくださいました。すぐに帰ってまだ追加分を作られるそうです。楽しみです。今日の閉店後から明日にかけて、いよいよ会場設営です。そのため明日は終日臨時休業となりますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

【11/3より限定発売】毎日つかいたい藍染めバッグ

11月3日からの耕窯作陶展「毎日のうつわ展」開催にあわせて、ヘリテージオリジナルの藍染めバッグをつくりました。koruriの染色と、TEJIKAの縫製、ふたつのたしかな技術が出会い、毎日でもつかいたくなる丈夫で美しいバッグが完成しました。リネン生地を二重にして、丈夫でしなやかに。バッグの内部には携帯や鍵がすっぽりとおさまる帆布素材の大きめポケットがふたつ。男性でも楽に肩掛けできる幅広で長めの持ち手。そして、深く美しい藍色の風合い。シンプルで丈夫なトートバッグ、毎日の買い物やおでかけに、ママバッグやサブバッグとして。毎日愛用して、くったくたに柔らかくなるまで育てて欲しい。

 

内ポケットにはおなじみのTEJIKAカラーが8色、全10枚限定。11月3日(金祝)よりヘリテージ店頭でのみ限定発売します!

 

【商品詳細】・価格¥6.500(税込)10枚限定・サイズ 40×40cm 持ち手60cm(すべて手作りの為若干の個体差があります)・素材 表/藍染めリネン 裏/リネン 内ポケット/帆布 持ち手/藍染めリネン・製作

【染色】koruri

【縫製】TEJIKA

【企画/販売】heritage

 

 

koruriの美しい藍染め。 

TEJIKAの丈夫でこだわりがつまった縫製。見た目の繊細さ以上にしっかりと丈夫に作られています。

【入荷のおしらせ】大枝活版室の2018年カレンダー

大阪の大枝活版室より2018年の活版印刷カレンダーが入荷しました。シンプルななかにも繊細なこだわりとセンスを感じるカレンダー。ピンでとめたり、マスキングテープで壁にぺたりと貼ったり、穴をあけて紐を通したり、クリップではさんでみたり。工夫次第でいろんなアレンジを楽しめるアイテムです。是非ヘリテージでご覧ください。

▲2018活版印刷カレンダー(10×18cm)¥1.290

 

気軽に飾れる木製スタンドを試作してみました。いかがでしょう?これからもう少し工夫を重ねて商品化しようと考えています。

 

【入荷のおしらせ】大枝活版室の活版アイテム

おはようございます。台風の影響で風が強いですね。お天気悪いですが本日も10時から17時までオープンしています。さて、店頭には大枝活版室より活版アイテムがいろいろと入荷しています。人気のミニタオルも新柄が登場し、はやくもクリスマスアイテムも。そして待望のカレンダー!シンプルななかにもこだわりを感じるデザインで、自分好みにアレンジして飾ることができますよ。詳細はまた改めてご紹介します。

 

【入荷のおしらせ】2018よつめ染布舎かれんだ

お待たせしましたー!今年度版もとても人気で発売を心待ちにしてたファンも多い、よつめ染布舎の2018年度のカレンダーが入荷しました。昨日、大分県国東市より染色作家でありデザイナーでもある小野豊一さんご自身が届けてくださいましたよ。気になる来年のデザイン、さらに鮮やかに力強くほんのり懐かしさを感じる日本の風景が満載の楽しい一冊です。一家に一冊、いや二冊!店頭にてそのたのしいデザインをゆっくりとご覧ください。

 

▲2018よつめ染布舎かれんだ / ¥1.620(税込)染色作家・デザイナー 小野豊一

 「日本の豊かな暮らしと季節の風景をカレンダーに。冬はお正月、春になるとお雛様をして、夏は花火、秋になったらお米の収穫、そしてクリスマスをしてまた一年。春夏秋冬、12ヶ月、二十四節気、日本の一年はとても豊かで多彩で変化に富んでとっても楽しい。そんな日本の一年をカレンダーにしました。型染の意匠を絵柄に組込み温かみのあるデザインと特殊な印刷で型染や版画の風合いに仕上げました。」

 

田川郡、耕窯へ。後編

耕窯へ、後編です。前編では製作の現場である工房をご紹介しました。後編ではその隣にある展示室へと場所を移動します。こちらには定番のものや学生時代に作ったもの、新作まで、ご夫婦ふたりの作品が並んでいます。

 

食パンの形の皿!クラフトフェアや蚤の市に出店するといつもとても人気だそうです。こちらも11月の展示会ではヘリテージにやってきそうですよ。直接こちらの展示場をたずねて購入することも可能です。ぜひ近くに行った際は立ち寄ってみてくださいね。

 

耕窯 田川郡福智町上野933-1

 

耕窯作陶展「毎日のうつわ展」11/3(金祝) - 11/12(日)

田川郡、耕窯へ。前編

定休日の昨日、田川郡福智町に工房と展示室を構える耕窯・水口耕一さん沙織さんのもとを訪ねました。そう、11月にヘリテージでの展示会を控え、製作真っ只中のご夫妻です。

 

工房の中には製作途中のものや、新作の準備など、無造作にあちこちに作品が置かれていました。これは当店にもある箸置きですね。

 

「こんな感じでつくるんですよ。」と作業を見せて頂いたり。これは店頭でも人気の菊花皿。なるほどなるほど、こうやって作られているんですね。つくっているところを実際に見ると、器にたいしてさらに愛着がわいてきます。

 

沙織さん作のちいさな試作がコロコロと。

 

水口耕一さん 「これ!」と思ったものをひたすらに作り続ける寡黙で職人気質タイプ。

 

作家さんの工房へお邪魔すると、どうしても使いかけで汚れてる道具とか棚の中なんかに目がいきます。思わずパシャっと。

 

土鍋!今ヘリテージの店頭には無いですが、昔は土鍋を作っていたんだそう。「土鍋いいなーいいなー」とつぶやいていたら使ってないものを貸してくださいました。(左奥の黒いもの)今日からわが家も土鍋生活です。11月の展示会にも是非っ!とお願いしてきたので、割れずに完成できれば店頭に並びますよ。

 

すみません、またこんなとこに目が止まりました。またまたパシャっと。

 

沙織さん。陶芸の先生もされていて、テキパキ・ハキハキと詳しく説明してくれます。男の子と女の子のおかあさんでもあります。作家さんのもとを実際に訪れると、今まで知らなかったことや、製作秘話、これはこうして生まれました、といった深い話が聞けて作家さんをより身近に感じることができるし、何よりとても勉強になります。11月、どんな作品が届くのか本当に楽しみです。水口さんご夫妻・ご家族のみなさん、ありがとうございました!

 

番外編。水口さんちのお兄ちゃん作。工房のなかには、お子さんたちが作ったという車やひとの顔、などがころがってて。それがまたかわいくって渋い。贅沢な遊び場ですね。

 

こっちは妹さん作。お父さんかお母さんどちらかが工房で仕事をはじめたら、自分もやってきて、ちょこんと座ってお絵かきしてるそうです。かわいいですねーほのぼの。

 

後編へ続く。

東峰村の鬼丸豊喜窯に行ってきました。

夏のこの時期、嘉麻市の果樹園で梨をたくさん買って、たまご屋さんでランチをして、小石原の鬼丸さんのところへ行くのがわが家のドライブコース。昨日は天気も良く最高のドライブ日和でした。あの7月の大雨災害からもうすぐ2ヶ月がたとうとしていますが、秋の民陶むら祭りの開催が決まったそうで、どこの窯元さんも頑張っておられるそう。民陶祭は10月7~9日の3連休に開催されます。小石原焼のファンの皆さんはたのしみですよね。

 

山の上の小石原は福津よりも温度が5度くらい低くって、とても涼しかったです。

 

長男は保育園なので、次男だけ連れて行くのですが、いつもアイドル並みの扱いを受けて窯元のおとうさん(鬼丸豊喜さん)とおかあさんにとても可愛がっていただいてます。

 

今回買い付けてきたうつわたち。早速本日から店頭に並んでいますよ。今回の目玉はしのぎの花器!重さもじゅうぶんだし花を活けやすそうですよ。

 

【入荷のおしらせ】よつめ染布舎の型染いろいろ

おはようございます。今日も朝から暑いですね。大分の旅から戻ってきたら暑さがぶり返してるような気がします。でもここ福津市勝浦は夏の景色が最高に美しいところ。週末も是非お立ち寄りくださいね。さて、店頭にはよつめ染布舎より新商品が入荷しています。人気の袱紗や名刺入れも新柄が登場。そして今回私がすずめ草でひとめぼれしたテーブルセンターが初入荷。玄関の下駄箱上に置いて季節の花やお気に入りのものを飾っても素敵ですね。

 

国東半島、すずめ草へ。

「よつめ染布舎」「よつめデザイン」の小野豊一さん、そして奥様で陶芸家「美器」の岡美希さん。おふたりの自宅兼工房・ギャラリー「すずめ草」へ行ってきました。古い民家に所狭しと鮮やかでエネルギッシュな作品が並び、ふたつの個性がバランス良く調和したそれはそれは楽しい空間。あっちもこっちも気になって写真たくさん撮ってきました。おふたりのパワフルな世界、たくさんの写真とともにご覧ください。

 

この日、よつめ染布舎の型染アイテムを少し選ばせていただきました。販売の準備ができ次第、ご紹介しますね!

 

▲すずめ草

大分県国東市国見町伊美2525-1 オンラインショップにてふたりの作品を購入できます。https://suzumegusa.stores.jp/

東峰村の鬼丸豊喜窯に行ってきました。

この度の九州北部豪雨災害に際し、お亡くなりになられました皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。7月の豪雨からもうすぐ1ヶ月がたとうとしています。当店で取り扱っております小石原焼の鬼丸豊喜窯元も、その豪雨で大きな被害のあった東峰村にあります。あの日以来ニュース報道を見ては胸を痛め、なかなか鬼丸さんに連絡をとれないでいた私たち。やはり電話やメールじゃなくちゃんと会いにいきたいとずっと思っていて、定休日の昨日、ようやく足をはこぶことができました。

 

福津市から、宮若市→飯塚市→嘉麻市→東峰村と経由して行ったわけですが、嘉麻市から小石原に向けての山をのぼるあたりから緊張が走ります。もしかしたらこの大きな道も被害にあったかもしれませんが、昨日はすでに普通に通行できて道の駅小石原まで到着。そこにはいつもと変わらず新鮮なお野菜や果物が売られ、ギャラリーには小石原焼のやきものがずらりと。いつもと変わらず元気に営業されていました。

 

さて、少しほっとしたところで道の駅からほど近い鬼丸豊喜窯元へ。

 

鬼丸のおかあさんがいつもと変わらない元気なお姿で、あの日あったことや、それからずっと息子さんが村の消防団として手伝いに行っていること、おとうさん豊喜さんも被害の大きかった窯元さんの手伝いに行っていること、などたくさんの話をしてくださいました。とにかく鬼丸さんちは大きな被害もなくいつも通りに生活も仕事もできているとのこと。本当に会いに行って良かったです。

 

鬼丸さんところと同様、いつも通りに電気をつけて営業されている窯元さんも多く見受けられましたし、道の駅には小石原の焼きものがずらりと並んでいますのでボランティアには参加できなくても、「買い物」という形で支援はできます。私たちもまた小石原に足をはこびたいと思います。昨日は少しですがまた買い付けさせて頂いたので、また日を改めてご紹介しますね。

 

鬼丸さんのところを後にして朝倉・うきは方面を向かいました。その道中、流木や土砂が堆積していたり、いまだ手つかずの場所であったり、田んぼや川がえぐられて地形が変わっていたり、目を覆いたくなるような場所もまだ多くたった数メートルの違いでこんなに違うものかと自然の驚異を目の当たりにしました。夕方近くまた大雨が降りだして、帰路、全面通行止めになるなど、いつもよりかなり時間をかけて家にたどり着きましたが、本当に行って良かったし見て良かったです。これから私たちにできることを真剣に考え、支援を続けていこうと思います。

 

【宮若市T邸の家づくり③】古家解体工事

新築一軒家を建てるT様ご夫妻の話。前回、土地が決定したというところまで話が進んでいました。それから毎週のように打ち合わせを重ねて、ついに7月中旬から現場が動き始めました。ご夫妻が家を建てようとしている土地には古家(写真上)が建っており、それらを解体して新築の一軒家を建てるという計画です。 

 

7月の大雨真っ只中に始まった解体工事が無事に終了して、現在は綺麗な更地になっています。小高い丘の上にあって眼下には田畑が広がり見晴らしは最高。キャンプやスキーなどのアウトドアが大好きなご夫婦が選んだ自然豊かな美しい場所。ここにヘリテージがデザインする一軒家が建ちます。

 

今週末はいよいよ地鎮祭!

【入荷のおしらせ】版画工房みのむしの四月はじまりカレンダー2017

先日入荷したばかりの版画工房みのむしの版画カレンダー。早々に売り切れてしまったので、追加で3部ほど送っていただきました!今日は特別に内容をご紹介しますよ。その月にちなんだ行事や日々の暮らしをモチーフに、一枚一枚、一色ずつ手刷りで刷り上げた版画のカレンダー。ほのぼのする絵柄、ほっこり素朴で愛らしい色使いが魅力です。版画の凹凸やインクのにおいが写真では伝えきれないのがとっても残念で...。ぜひ店頭でまじまじとご覧いただきたい作品です。使用後はカレンダー部分を切り取って(ちゃんと裏面に切り取り線までデザインされてます)、ポストカードとしてご利用いただけます。

 

▲「版画カレンダー 2017/04-2018/03」 版画工房みのむし¥3.240

 

【6.15企画】版画工房みのむしのペーパーアイテム

ヘリテージでは初めてのご紹介です。山口県下松市にアトリエを構え版画作品をつくられる版画工房みのむしの三野真紀さん。ペーパースクリーンという日本生まれの特殊な技法で、一枚一枚一色一色刷り重ねてつくられる版画作品。おもにレターセットやポチ袋などの紙雑貨を制作されています。当店では毎年大人気だという4月はじまりカレンダーと、季節の花々が彩られた版画カード、父の日にぴったりな黄色い野ばらのミニカード。どれも季節や自然を感じる素朴で愛らしいモチーフが魅力です。また版画特有の匂いがなんとも懐かしく、ほっこりしますよ。カレンダーはすぐに売り切れてしまいましたが、カード類はまだ店頭にてご覧いただけます。是非お手に取って彼女の丁寧で繊細な手仕事をご覧ください。

 

【6.15企画】鬼丸豊喜窯へ

昨日の定休日に東峰村の小石原焼鬼丸豊喜窯へ買い付けに伺いました。山のうえの小石原は緑が一層濃く自然がとても美しいところ。窯元の皆さんにも手厚くおもてなし頂きとても楽しい時間でした。ありがとうございました。

 

下が選ばせていただいたものたち。人気の飯碗や豆皿小鉢、ワンプレートに使えそうな八寸皿、ぶっかけうどんを作りたくなる丼、大皿の尺皿。どれも使い勝手が良さそうなものばかりです。これらも6月15日からの一周年企画の日より店頭に並びます。

 

よつめ染布舎のデザインと型染テキスタイル

青空が広がり梅雨の晴れ間が気持ちいいですね。今日も暑くなりそうです。現在店内中央のテーブルでは、よつめ染布舎・小野豊一さんの型染アイテムが個展レベルの品揃えでご覧いただけます。人気の袱紗は数が少なくなっています。新作のがまぐちも手のひらサイズでとても素敵ですよ。

 

【6.15企画】大枝活版室のペーパーアイテム

今回の一周年企画の話をして、一番にたくさんの商品を送ってくださったのが大阪の大枝活版室さん。定番としてすでに店頭に並んでいる人気のペーパーアイテム、これからの季節に大活躍なミニタオルの新色、そして新作として発売されたばかりのメッセージレターなど。メッセージレターは少し厚口の紙にシックで繊細な柄がはいっています。裏面には活版印の刷で凹凸をつけた罫線が入っているので、文字も歪まず綺麗に書けます。一筆箋じゃ短いけど、便せんだと長いな、って時にちょうど良いサイズ。こちらも6月15日より店頭に並びます。

 

【6.15企画】耕窯へ

先日田川郡の耕窯・水口耕一さん沙織さんご夫婦の工房へ伺いました。6月15日からの一周年企画のためにこちらでも新たな作品を選ばせて頂きました。今回は小さめの豆皿をメインに、しかもあと一週間で仕上げれますよ!と心強い言葉を頂戴したので、ここにはない別のものも注文してきました。到着が楽しみです。口数が少なく職人気質な耕一さんと、母となり作品の幅がぐんと広がった沙織さんのふたりが生み出す自然色のうつわたち。どれも素朴な風合いがとても素敵です。

 

【6.15企画】喜器窯へ

先日、筑紫野市に工房を構える喜器窯の吉田崇昭さんのもとを訪れました。倉敷のクラフトイベントでお会いしたばかりでしたが、そこでたくさんの新作を拝見していたので、今回わくわくの訪問です。

 

工房とギャラリーが併設され、奥にはご家族の住居がつづくとてもモダンな建物。ギャラリーには吉田さんが趣味で集めているという古道具を什器にして作品が並べられています。吉田さんの器ともとても相性が良くいい雰囲気です。とても研究熱心で情熱を秘めた吉田崇昭さん。私たち夫婦と同世代でどちらも子供は男の子二人、特に夫とはもの作りに対する姿勢や考え方・性格が似ているな、と私は常々思っていて勝手に親近感を抱いています。

 

今回、6月15日からの一周年企画のためにいくつかの器をセレクトさせて頂きました。それらの作品は6月15日(木)から店頭に並びます。これから数か月間、ご自身の窯作りに専念されるそう。なので新作をご覧になれる貴重なこの機会をお見逃しなく!ヘリテージ店頭にてお待ちしています。

 

【庭づくり】家とともに育つ庭

春を彩ってくれた花々が散り、新緑がまぶしく煌めく五月です。お客様とよく庭の話になるので、ひさしぶりに庭づくりについて。わが家はなぜかよく「古民家をリフォームされたんですか?」と聞かれますが、まったくの更地にいちから建てた新築の建築物です。なので、庭もゼロから自分たちで造っている最中。と言っても庭に関しては素人なので、専門書やインターネットで独学で勉強しつつ手探りで、今はおおきな植木だけは造園屋さんに植えてもらっています。

 

素人なりの庭づくりもいよいよ2年目に突入。はじめは自分たちで植えた木がちゃんと根付いて大きく成長するのか心配だったけど、どうやら大丈夫だったようで、2年目にはいってからぐんぐん枝を伸ばし葉を広げて日に日に大きくなっています。特に西日が強いこの場所には、成長が早くドングリの実がなる「コナラ」を植えました。冬の間は落葉し寂しかった木にも、びっしりと新芽が芽吹き店内に気持ちのいい木陰をつくってくれています。

 

店内から見たコナラの木。何とも言えないふんわりとした心地いい光が降り注ぎ、良い感じの木陰をつくってくれています。強すぎる西日も遮ってくれて、まさにカーテンいらず。ここで商品撮影をすると、煌めく玉ボケが美しい写真が撮れるんです。

 

表側の庭も新緑がぐんぐん成長して、緑のグラデーションが旺盛です。4月はオオデマリやコデマリ、芝桜、チューリップなどが華やかに咲き誇ってまさにカラフル!な庭でしたが、今は緑が本当に美しい。グランドカバーに植えたヒメイワダレソウが昨年よりさらに早いスピードで成長していて、これから夏に向けてかなり手入れが必要になりそう。他にも大きくなることを想定して植えたけど、その予想以上のスピードで成長してる部分もあるのでまだまだ課題は山積みです。そういったことも全て経験するからわかること。庭も家も家族もいっしょに育っていこうと思います。

 

ちなみにこれは2016年3月に撮影した庭。図面をもとに、事件現場のように紐を張り巡らして位置確認しつつ、ひとつひとつ石を置き、草木を植えていきました。あーなつかしい。よくこの状態から今までがんばったなぁ...。ここをこうしたい、あそこをあーしたい、と悩みが尽きませんが、どれもこれも楽しい悩みです。わが家の庭づくり、つづく。

 

仕入れの旅 ~ 鬼丸豊喜窯 ~

午後からは東峰村の小石原焼鬼丸豊喜窯へ。こちらへむかう道中もわが家の定番ドライブコースとなっていて、新緑が美しく癒されました。小石原焼ではGW中に大きな祭典「民陶むら祭」が開催されるのでどの窯元もその準備で大忙し、といった感じ。こちらもお忙しいなか対応していただき有意義な時間をすごさせていただきました。ヘリテージの店頭で人気の飴色シリーズやちいさめのお皿を中心に、すこしばかり仕入れさせていただきましたよ。こちらも販売の準備ができ次第店頭に並びます。

 

うちで取り扱っている商品はほんの一部なので、もっとたくさんご覧になりたい方はぜひ窯元へ足をはこんでみてください。道の駅小石原のすぐ近くにありますよ。山のうえの小石原はこれからとても美しい季節です。

 

仕入れの旅 ~耕窯~

定休日の月曜、車を走らせ仕入れの旅へ。まずは田川郡の耕窯さんへ。水口耕一さん沙織さんご夫妻の工房と展示室は、田畑に囲まれた自然豊かな場所にあります。道中の景色も新緑が煌めいて美しかった。GWのイベント(有田陶器市に出展されるそうです)や、たくさんの注文をかかえとてもお忙しそうでしたが、今後のことや色々ためになる話も聞けて貴重な時間を過ごさせて頂きました。今回選ばせて頂いた品は販売の準備ができ次第、店頭に並びます。

 

【移転新築工事 60】緑の木陰

 

お店の西側の窓の外に植えたコナラの木。どんどん新緑がひらいてきらきら涼やかです。庭のほかの木も新緑が眩しく心地よい光が店内に降り注いでいます。わが家はカーテンを使わず植栽で木陰をつくって日除けや目隠しにしたいと考えていて、日差しが気になる窓辺には大きな木を植えるようにしています。四季を過ごしてなんとなく光や風の感じ方や気温の流れがわかって、これからそれら自然と向き合いどう気持ちよく暮らしていくか、家も家族もともの成長中です。二年目の庭、明らかに去年よりも緑が旺盛で、どの木も新緑がとても美しい。虫や雑草の問題、ここにこれを植えるべきじゃなかったね、などと失敗と成功を繰り返しつつ勉強の日々。失敗を経験に変えて、これからも庭づくりを楽しんでいきたいと思うのです。

 

【入荷のおしらせ】よつめ染布舎の「KOI no NOBORI」は箱入りです。

久しぶりに晴れた今日、朝から元気に泳いでおります KOI no NOBORI 。これは専用の箱(W13.5×D24×H5cm)にぴったりと収まるので贈りものにも最適なのです。グラフィックデザインもこなす、よつめ染布舎小野豊一さんによる素敵な帯もついてます。店内レジカウンター前にございますので手に取ってご覧ください。

 

▲KOI no NOBORI(鯉のぼり) 青・赤 / よつめ染布舎 各¥8.000 サイズ / 50×180cm 素材 / 綿100% 屋外用の顔料を使っているので立てっぱなしで大丈夫、雨風にさらしても構いません。市販の幟用ポール(3m)に通すだけ、とても簡単に鯉のぼりが立ちます。 

 

【入荷のおしらせ】よつめ染布舎の KOI no NOBORI

男の子の健やかなる成長を願って。

 

さぁ、4月です!青空が広がった今日もたくさんの方にご来店いただきありがとうございました。さっそく気付いてくださった方がいらっしゃいましたが、大分県の型染作家・よつめ染布舎より「KOI no NOBORI」が入荷いたしました。現在わが家の庭に鎮座しておりますので是非まじまじとご覧くださいね。木々がすべて落葉し冬の間さびしかった庭にも、次々と新芽が芽吹きあたらしい緑がとても美しいです。長男も年中さんに進級し新たなスタートの4月。はじまりの春、いいですね。

 

▲KOI no NOBORI(鯉のぼり) 青・赤 / よつめ染布舎 各¥8.000 サイズ / 50×180cm 素材 / 綿100%

屋外用の顔料を使っているので立てっぱなしで大丈夫、雨風にさらしても構いません。市販の幟用ポール(3m)に通すだけ、とても簡単に鯉のぼりが立ちます。 

 

【入荷のおしらせ】大枝活版室の二重ガーゼ・ワッフルのミニタオル

国産のダブルガーゼとワッフル地をあわせたミニタオルです。角に紐がついているので吊下げることもできます。これから暑くなってくるとタオルが必需品になってきます。赤ちゃんやちいさなお子様がいるおかあさんは年中持ち歩いてる方も多いのでは。楽しくかわいらしいデザインのミニタオルなら、贈りものにもピッタリです。素敵なタグがそっと巻かれ一枚一枚梱包されているので、そのままプレゼントできそうですよ。

 

▶大枝活版室/forest design 二重ガーゼ・ワッフルのミニタオル ¥1.000

 

全4種入荷しています。

吊下げることも!

【入荷のおしらせ】大枝活版室の紙もの・布もの

あたらしく大枝活版室(大阪)の紙もの・布ものアイテムを取り扱わさせていただくことになりました。グラフィックデザイナーと印刷工、ふたりだけの小さな会社ですが、性デザイナーらしい繊細で美しいデザインと熟練の印刷技術による素晴らしいアイテムが揃っています。おふたりで全て手作りされているというから驚きです。プレゼントを贈ることが多い今の季節にぴったりな活版印刷のミニカード。おもわず鉛筆を手にとって手紙をかきたくなる美しいレターセット。赤ちゃんやお子様用にもぴったりなやさしい二重ガーゼとワッフル地のミニタオル。どれも大枝活版室オリジナルデザイン、そして九州では当店でしか手にすることができないものばかり。ぜひサンプルを手にとって紙の質感や活版印刷の凹凸をおたのしみください。

 

▶大枝活版室 http://www.oeda-kappan.com/

 

▲活版印刷の小さなカードと封筒のセット \160

「THANK YOU 」「Wishing you a wonderful birthday !」「Merci」「TODAY  is Special day」

 

【宮若市T邸の家づくり②】土地決定

続・あるご夫婦の家づくりのお話。お正月明けに土地探しをしている話を書きまして、のその後です。精力的に土地探しをした結果ついに理想的な土地にめぐりあえ、これからの土地購入やローンの申請にむけて準備を着々と進めています。毎週末お休み返上で打ち合わせ、ご夫婦もよく勉強されていてとても楽しそう。一番楽しそうなのはうちの夫ですが...。今日もまさに今、白熱の打合せ中です。

 

【仕入れの旅】福岡県東峰村、鬼丸豊喜窯元へ。

 

先日、福岡県東峰村の小石原焼鬼丸豊喜窯にお邪魔しました。案の定、山のうえの小石原は下界よりもかなり寒かったです。でも今年は雪がとっても少ないそうで、「今年は除雪車がまだ一回しか出てない」とおっしゃっていました。

 

 

今回、初めて息子さんである希峰氏の作品を拝見してとても新鮮で艶やかで目を奪われました。小石原焼の伝統を守りつつ、新しい風が吹いている、そんな感じ。今後がとても楽しみです。ヘリテージ店頭ではかなり品薄になっており長い間お待たせしまいましたが、この日たくさん選ばせて頂いたので、数日中にはお店に並ぶ予定です。楽しみにお待ちください。鬼丸家の皆様、先日はお世話になりありがとうございました。

 

【ワークショップ】昨日は座編みワークショップでした

昨日は福津へ移転してきてから初めての座編みワークショップでした。女性ばかり5名様での開催。和気あいあいと談笑しながらのスタートです。

 

まずは先生(ヘリテージオーナー)がすこし編みながら説明をしていきます。 

 

それではさっそく編んでいきましょう。 

 

はじめは楽しくおしゃべりしながらでしたが、次第に黙々淡々と。ひたすら心を無に、手を動かします。

 

とっぷり日が暮れる頃、全員無事にスツールの完成です。長い長い一日になりましたが、皆さん最高の笑顔。おつかれさまでした!!自分で編みあげた世界でひとつだけのスツール、きっと一生大切にしてくれることと思います。ご参加いただきありがとうございました。

 

▲次回は、来週2月7日(火)に行橋市「三日月キッチン」さんでの開催です。当ワークショップは福津市のヘリテージ実店舗での開催が基本ですが、ご希望がございましたら出張開催も可能です。(別途交通費等必要)詳細はこちらを確認のうえ、興味のある方はお気軽にお問合せください。

info@heritage-archigram.com

 

【宮若市T邸の家づくり①】土地探し

理想の家づくりにむけて動きだしたご夫婦と一緒に、昨年末から土地さがしをしています。自分たちが理想とする暮らしをはっきりイメージしていて、それに向かってやる気と行動力があるご夫婦。平日にインターネットで気になる土地を探しておいて、ご主人が休みの週末にうちの夫とともに数か所実際にぐるぐる車で見てまわっています。ご本人たちがとても意欲的なので、夫も張りきって協力しています。おふたりがもとめる理想の土地にめぐりあえますように。

 

2017/01/10