【宮若市T邸の家づくり㉒】お引き渡し

 

土地探しから一緒に作り上げてきた宮若市のT様邸、先日お引き渡しをしました。これからキッチンまわりの家具等を作るために引き続き打ち合わせが続きますがひとまずご夫妻の新居での新たな暮らしがはじまります。これまで長い長い道のりにおつきあい下さり有難うございました。そしてこれからも末永く宜しくお願い致します。

 

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【宮若市T邸の家づくり㉑】杉無垢材の床

 

来週には施主様にお引き渡しの予定なので、工事も大詰めいよいよ佳境をむかえています。床の養生をとり杉無垢材の床が登場しました。朝倉市の杉岡製材所・杉岡さんに用意していただいたもので、とても美しく綺麗な木目です。思わずゴロゴロしたくなる、明るく気持ちよい空間に仕上がりました。

 

ご夫妻とともに杉岡製材所を訪問した際の記事はこちら

 

LDKから和室をのぞむ。(土間はまだ工事中です)

 

こちらも木製の建具がはいって、土壁も綺麗に仕上がりました。最後に畳がはいります。

 

左官・江口さんの芸術のような土壁と天井のアール。

 

どの窓からも田んぼと山の景色が広がりとても美しい場所です。ふきぬける風と、降りそそぐ光、雨の音、水路を流れる水音、鳥のさえずり。自然の音とこの景色に工事をしている我々も癒されています。

 

木や土、自然素材をふんだんに使ったヘリテージ設計の家がもうすぐ完成します。

 

 

【宮若市T邸の家づくり⑳】職人の技

家の顔である玄関には無垢の木をふんだんに使っています。それでは中へ。

 

広縁と寝室。廊下は漆喰仕上げの下地塗りの段階です。すっきりした白い壁に仕上がる予定です。床はまだ養生されていますがその下には杉無垢材が敷き詰められています。

 

広縁の先の廊下。ここは意図的に狭く暗く(影)設計してあります。右側に御手洗い、つきあたりに和室。

 

和室も下塗りの段階、奥の窪みが床の間になります。

 

大工の中西さん。随所に丁寧な大工仕事が見られます。

そして仄暗い廊下の先に広がる、土間空間とLDK。高い天井が気持ちよい解放感です。

 

土間の頭上には美しい漆喰の白壁。

 

台所側から見た図。奥の一面だけ壁の色が違うのです。

 

近づいて見るとこちら。画面では白に見えますが、実際は燻炭を大量に混ぜ込み、その粒がほんの僅かに見えるため、かすかにグレーがかって見える漆喰壁と現場の土を混ぜた土漆喰壁。色だけではなくテクスチャーも変え、表情豊かな壁になっています。壁の一部や天井を敷き詰める木部とのコントラストが美しいです。

 

台所、タイル貼りの壁。

 

出隅部分の納まり。 左官職人の手仕事が光ります。

 

お風呂場です。天然石と杉無垢材。こちらの天井にもすこし勾配をつけて。この後外側の窓に木製建具がはいり、週明けにはいよいよ足場が解体されます。

 

 

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【宮若市T邸の家づくり⑲】左官の外壁

和室の外壁、モルタルの二度塗り目にはいります。

 

表面を掻き落とし、乾燥すると漆黒がすこしやわらぎ濃い墨色のような感じになりました。

 

モルタル掻き落としの壁。モルタルに色粉、スサ(藁)、石灰砂、現場の石と土、他にも様々な物を絶妙な配合で混ぜ、計9種類もの材料が混ざったこの現場でしかできない壁。荒くもあり、柔らかくもある、何とも言えない素晴らしい壁ができました。

 

左官職人のこんな遊び心も。

 

二階部分はこの建築現場の土を混ぜて仕上げた土漆喰壁です。クリーム色がかっていてとてもやわらかな印象です。

 

二階部分はぐるりと土漆喰壁、綺麗に仕上がりました。

 

【宮若市T邸の家づくり⑱】土壁の色を決める

左官職人江口氏と施主ご夫妻。外壁のモルタル仕上げと漆喰仕上げ、内壁の漆喰仕上げ、それぞれの色とテクスチャーを決めています。この建築現場の土を漆喰に混ぜて色を作るのです。

 

左官職人、外壁を塗り始めました。

 

カバーがされているところは木製の建具になります。木製建具は弊社オーナー(設計士であり家具職人)が現在工房で製作しています。

 

漆喰・土・石灰砂・藁などを絶妙な配合で混ぜて仕上がった壁。この写真で藁が混ざっているのがよくわかります。藁は土同士の「繋ぎ」として入れられ、土壁の亀裂を防止して強度を保持する目的があります。

 

角度と光の加減でもまた違った雰囲気に見えますが、上の写真と同じ壁です。立体的でとても風合い良く仕上がっています。自然素材の家、とても気持ちが良いですね。田んぼや山に囲まれた静かな田園風景にとてもよく馴染んでいます。

 

こちらは和室の土壁になる材料です。これから仕上げていきます。

 

梅雨の晴れ間に

次男の保育園クラスでロタウイルスが流行ってるそうで、ちゃっかり息子も流行にのって今週はずっとお休みしています。幸い嘔吐や下痢などの症状はなくただただ元気いっぱいに遊び狂っております...。そんな彼がようやく昼寝した隙を見計らって、庭の紫陽花を撮影してきました。新旧あわせて6株の紫陽花を育てていまして、満開のもの、まだまだこれからのもの成長や色づきは様々です。梅雨を瑞々しく彩ってくれる紫陽花、まだまだたくさん植え育てたいです。

 

その名の通り6月に実をつけるジューンベリー、とても豊作でした。でも野生児な息子たちによって全部枝からもぎとられ食べられました...。今年も甘くておいしかった!

 

【宮若市T邸の家づくり⑰】左官仕上げの壁

先週末より左官工事がはじまりました。左官職人は、ヘリテージの店舗と自邸を建築する際にもお世話になった大分県豊後高田市のLODO WORKS 江口征一氏です。はるばるありがとうございます!

 

まずは和室の外壁をモルタルで仕上げていきます。ヘリテージのお店へ実際に来られた方は当店の外壁を覚えてくれてますでしょうか?当店もお店の外壁の大部分をモルタルで仕上げています。この写真では下塗りの段階で、仕上げはもうすこし手を加えておもしろくなる予定です。

 

続きまして二階部分の外壁は漆喰で仕上げていきます。今塗っているのは下地の漆喰で、漆喰に砂を混ぜて砂漆喰を作り、それを塗りつけています。この砂も通常は手に入らないような特別なものをわざわざ取りに行ってくださり、それを調合してます。(そんな細かいところまで気を遣ってくださっています!)引きの写真が無いのですが、木製の外壁部分とのコントラストがとても美しいです。

 

こちらが江口さん。暑い中ご苦労様です!明日からしばらく天気が崩れそうなので急ピッチで進めてくださっています。